天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

みみをすます(4) _ 谷川俊太郎の詩(4/5)

(ひとつのおとに
ひとつのこえに
みみをすますことが
もうひとつのおとに
もうひとつのこえに
みみをふさぐことに
ならないように)

みみをすます
じゅうねんまえの
むすめの
すすりなきに
みみをすます

みみをすます
ひやくねんまえのひゃくしょうの
しゃっくりに
みみをすます

みみをすます
せんねんまえの
いざりの
いのりに
みみをすます

みみをすます
いちまんねんまえの
あかんぼの
あくびに
みみをすます

みみをすます
じゅうまんねんまえの
こじかのなきごえに
ひゃくまんねんまえの
しだのそよぎに
せんまんねんまえの
なだれに
いちおくねんまえの
ほしのささやきに
いっちょうねんまえの
うちゅうのとどろきに
みみをすます

**********************************************

(ひとつのおとに
ひとつのこえに
みみをすますことが
もうひとつのおとに
もうひとつのこえに
みみをふさぐことに
ならないように)

この部分も意味深ですよね。

これはたぶん、太平洋戦争のころの、
日本全体が「それいけ、戦争だ!!!」という空気になっているとき、
「いや、戦争はやっちゃいけない」という声が掻き消された経緯がありますが、
あのようなことを言っているんだと思います。

今現在でも、福島では「放射能」の「ホウ」の字も言ってはならない、
というような空気があると言われていますが、
そういうことを言っているんだと思います。

人間は「自由」であることが最大の価値だと思います。

自由にものが言えなくなるとき、
そこには大きな問題、大きな壁、大きな断絶、激しい暴力が
大手をふって歩くような許されざる時代が到来することになるのでしょう。

特定秘密保護法のようなものが、堂々と手をふって歩くような時代が、
当たり前の世の中と言えるのでしょうか。


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靜かな感じがいいですよね。
みみをすます,感動です。

天安さんの説明部を読んで感じたんですが、
これは「自由」をうたった詩ですね。

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Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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