天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

みみをすます(2) _ 谷川俊太郎の詩(2/5)

みみをすます
しんでゆくきょうりゅうの
うめきに
みみをすます
かみなりにうたれ
もえあがるきの
さけびに
なりやまぬ
しおざいに
おともなく
ふりつもる
プランクトンに
みみをすます
なにがだれを
よんでいるのか
じぶんの
うぶごえに
みみをすます

そのよるの
みずおとと
とびらのきしみ
ささやきと
わらいに
みみをすます
こだまする
おかあさんの
こもりうたに
おとうさんの
しんぞうのおとに
みみをすます

*********************************************************************

「しおざい」という語があります。
これは普通は「しおさい」で「潮騒」です。

「しおざい」と「さ」が濁っても発音されるみたいですね。
辞書を見てはじめて知りました。

原詩では上のように「しおざい」と「さ」が濁ってます。
これも谷川俊太郎独特の語感なんでしょうね。

きょうの2回目では「ふりつもる プランクトンに みみをすます」の部分が
わたしとしては一番情感を感じさせられました。

数億年、数十億年の歳月の重みが、このフレーズにずっしりと乗っているようです。

詩は、ことばは、おもしろいですね。
ヨハネ福音書の1章1節に「はじめにことばありき」とありますが、
ことばのすごさ、重要性、おもしろみ、気高さは、
いくら強調してもしすぎることはないですね。

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コメント

ひらがな

ひらがなで書いてあるのは、谷川俊太郎の詩人としての思い入れ(^^)ですよね。
わたしもかなり読みにくいです。
ひらがなのやわらかさ、やさしさなどを味わってほしいということなんでしょうね。
ハングルは、分かち書きといって、ちょこちょこと区切って書くので
読みやすいです。ひらがなでこのようにベタ書きされるよりはずっと読みやすいですよね。^^
ご鑑賞、ありがとうございます。

おはようございます。

大昔の生き物の鼓動に思いを馳せたあとは、
今日のたった今の音に耳を澄ます。
(「その よるの」と書いています)
しかもその夜の音は、単なる音のほかに、
「ささやきとわらい」、そして、
母の子守唄と、父の心臓の音。
あたたかい音を感じているんですね。

でもこうして「かな」だけの文章を
見ていると、かなり読みにくさを感じます。
ハングルは慣れると大丈夫なんでしょうか。

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韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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