天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

済州島旅行 _ 学生エッセイ67

今回は、日本からの留学生のエッセイをご紹介したい。筆者はKTY君(3年男子、日本人)。

<済州島旅行>

 僕は、韓国に来た頃から済州島にいつか行ってみたいと思っていた。しかし、実際に行く機会がなく、韓国に来て2年という月日がたっていた。ある日、大学が入試の為、1週間ほど休みの日があった。僕はもともと週末は寮で一日中過ごすというのが苦手で、毎週末どこかに遊びに行く。1週間ほどの休みの前に僕もわからないのだが急に済州島に行こうと思いついた。僕は、思いついたらすぐに行動に移す人間だ。韓国に留学に来たのもそうだし、夏休みに長崎旅行に行ったのも急な思いつきだ。済州島までは飛行機で行こうと思っていた。しかし、問題がある。まず航空チケットの値段だ。値段が20万ウォンを越していたらこの旅は諦めようと思っていた。しかし平日ということもあり、実際には往復8万ウォンほどでチケットを取ることに成功した。次に宿泊施設の確保だ。なるべくお金を使わないで旅をするのが僕の旅のモットーだ。ゲストハウスが一番安いと聞き、インターネットで探していた。すると1件いいゲストハウスがあった。2泊3日で一人約4万ウォンほどだったのでインターネットで予約し、銀行に行って入金した。出発の4日前になり、うれしい出来事があった。僕と日本人のルームメイトと行く予定だったが、韓国人の友達も行けるようになり、済州島旅行は3人で行くことになった。
 10月6日(2015年)、僕と友達は金浦空港、国内線で待ち合わせしていた。待ち合わせ時間になっても韓国人の友達が来ず、心配していた。電話をしてみると国内線と国際線を間違えたらしく、少しパニックになっていいた。国内線で友達と合流し、チェックインを終え、保安検査も通過した。僕はなぜか知らないけれど毎回、保安検査で引っかかる。済州島までは約1時間ほどのフライトだった。あっという間に済州国際空港に到着した。到着し、ある人と待ち合わせをしていた。SNSでよく連絡を取り合っていた方が、済州島で仕事をされていて初めてお会いする事ができた。その方と一緒にバスに乗って、サムギョプサルを食べに行った。実際に済州島市内を歩いてみるとメニューには中国語、聞こえてくる言葉も中国語と韓国語だった。サムギョプサルは済州島産の豚肉を使用しており、いつも食べているお肉の何十倍ほどもおいしい味だった。
 食事を済まし、その方と別れ、僕たちはインターネットで調べた有名なアーティストが経営しているカフェに行った。そのカフェまでは空港から約1時間ほどのところにある。バスに乗り目的地に到着すると、奇麗な海がありものすごく興奮したのを覚えている。そのカフェに行った最大の目的は夕日だ。夕日が沈むまでカフェでゆっくり過ごし、夕日が沈むのを楽しんだ。ものすごく綺麗だった。韓国にもこんな綺麗なところがあるんだなと思った。夕日を見た後、ゲストハウスまで1時間をかけて戻った。ゲストハウスについてみると部屋も奇麗でオーナの方もすごくいい人でこのゲストハウスを選んでよかったなと思った。部屋で少し休み、友達とお酒を飲みに行った。普段、寮の門限が10時30分までなので、その日は時間を気にすることなく12時近くまで飲んだ。その後、ゲストハウスに戻り、一日目が終わった。
 10月7日、済州島旅行2日目。2日目は、バスで城山・日出峰(イルチュルボン)、天地淵瀑布(滝)に行き、島を半周する予定だ。まず、ゲストハウスからバスターミナルまで歩いて向かう。バスターミナルに到着し城山日出峰まで行くバスに乗る。城山日出峰まではバスで約2時間ほどだ。長いバス旅になってしまったが、バスから見る済州島の風景を見ていたらあっという間に城山日出峰まで到着した。バスを降りお腹が空いたので、インターネットで調べた海鮮鍋が有名な店に向かった。私は、海鮮アワビ鍋を注文した。日本ではあまりアワビを食べたことがなかったが身がプリプリしており、とても美味しかった。ご飯を食べ終え、城山日出峰へ向かった。城山日出峰は、頂上まで約30分ほどで登ることができる。10月に行ったのだが、その日はとても天気が良くて頂上に着くころにはすでに汗だくだった。頂上から見る光景はとても美しかった。風も気持ちよく、済州島の自然を感じることたできた。その後、予定にはなかった牛島(ウド)へ向かった。牛島は、済州島から船で約15分ほどの小さな離島だ。船からはさっき登った城山日出峰が違う表情を見せていた。牛島に到着するとレンタルサイクリングがあったので、島を一周することに決めた。島は一周、約1時間ほどで周れると聞いたので早速電動自転車をレンタルした。電動自転車と言ってもほぼバイクみたいな乗り物だった。まず有名なビーチへ向かった。このビーチは砂浜が全てサンゴ礁だった。足だけ海につかり奇麗な海の風景を楽しんだ。その後、海沿いをサイクリングしながら小腹が空いたので、手作りホットドックが食べれるお店を偶然見つけたのでそのお店に入った。どうやら牛島の名物がピーナッツらしく、ピーナッツ、手作りソーセージなどが入った大きなホットドックを食べた。ピーナッツの旨味と同時に、ソーセージの中に入っていた、ハーブの香りも口の中に広がり美味しかった。その後、島を一周し、島を離れた。島を離れた後、天地淵瀑布という滝を見に向かった。天地淵瀑布までは、城山日出峰から約2時間ほどだ。またしても長いバスの旅になってしまった。17時ぐらいにバスに乗り到着したのは19時過ぎだった。正直、暗くて何も見えないのではないかと思っていた。しかし営業時間が22時までと旅行本に書いてあったので少しの期待をしながら天地淵瀑布まで向かった。バスが着いたのは、天地淵瀑布からタクシーで20分ほどのターミナルだった。近くに済州ワールドカップスタジアムがあったので行ってみたが、暗くて何も見えなかった。その後、タクシーに乗り天地淵瀑布へ向かった。行ってみると駐車場には多くの車と多くの人がいた。入場券を買い、滝まで5分ほど歩いた。滝に近づくにつれ、滝の音が聞こえてきた。滝はライトアップしており、とても神秘的な光景だった。滝を見終え、ゲストハウスまでバスで2時間ほどかけて戻った。済州島の2日目はとてもハードな日程になってしまったがとても楽しかった。
 10月8日、済州島旅行3日目。最終日だ。飛行機が10時の飛行機だったので、最終日は観光することができなく、ゲストハウスから空港まで直接行った。お世話になったゲストハウスのオーナーに別れを告げ、済州国際空港へ向かった。空港で飛行機を待っていると、初日にサムギョプサルを食べた方が空港で働いており仕事中にも関わらず会いに来てくれた。その方とも挨拶をし、金浦空港行きの飛行機に乗った。金浦空港に到着し、昼ご飯を食べる為に、国内線から国際線へ向かった。済州島にいた時は、日本語はまったく聞こえなかったのだが、国際線へ入った瞬間日本語がたくさん聞こえてきた。国際線で友達と昼ご飯を食べながら、旅の思い出などを話ながら天安行きのバスに乗り、済州島旅行は無事に終わった。
 3日間様々なことがあった。もちろん、迷ったこともたくさんあった。済州島をバスで周ったのだが、移動時間がものすごくかかってしまう。タクシーレンタルもできると聞いていたが値段が高い。これらの面はとても不便だった。またバスは複雑で、乗る前に行き先を言わなければいけないらしく、戸惑っていたら運転手から怒られたこともあった。しかし、これらのことより済州島で感じた、人の温かさや、自然の趣きなどが、今回の旅行の絶品だったと思う。今のルームメイトとはあと1か月ほどしか暮らすことができないし、一緒に行った韓国人の友達も日本に交換留学に行く為、バラバラになり寂しくなってしまう。そんな時は済州島に行った時の頃を思い出し、また会える日を楽しみにしたい。
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コメント

ヨサブローさんひさしぶりです。
わたしも済州島にはいってますけど、
イルチュルボンはまだなんですよね。
映画なんかでも結構出てくるところなので
そのうち一度行ってみたいと考えてます。
帰農のほう、応援してますよ。

学生さんの済州島旅行紀、楽しく読ませてもらいました。
イルチュルボンは、僕も記憶に残る場所ですね。
海の幸もすばらしく、
一度はぜひおすすめの島です。
最近は、オルレキルといってトレッキングのコースも
完備されていて、これはまだ全部歩ききったことがなく、
いま挑戦の途上です。
2,3年中には踏破したいですね。

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Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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