天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

ポール・ローマー ニューヨーク大学教授インタビュー(1)


韓国の朝鮮日報がポール・ローマー(Paul Romer・60)  ニューヨーク大学教授にインタビューした記事が載ってました。2015年の経済を占う上で参考になるんじゃないかと思い、ブログにアップしてみました。長いので何回かに分けてアップしてゆきます。きょうはその1回目。


ポール・ローマーニューヨーク大学教授インタビュー(1)


ポール・ローマー(Paul Romer・60)ニューヨーク大学教授:プロフィール
30代に経済成長に関する新たな理論で経済学の地平を変えた天才学者、ノーベル経済学賞の常連候補、世界銀行のチーフエコノミスト提案を断って後進国開発運動に乗り出したが、'新植民主義者'  と批判を浴びた異端児。


ポール・ローマー(Paul Romer) ニューヨーク大学教授にはいつも多くの修飾語が付く。そんなすごい人物に会うという緊張感は彼に会って5分で雪が解けるように消えた。第一印象が隣のおじさんのようにほのぼのとしていたのだ。午前7時30分ごろ、ソウルプラザホテルロビーで会うや彼は "まず、朝食から始めよう"、と食堂に導いた。前日、釜山(プサン)で大韓商工会議所主催で開かれた '韓国・ASEANCEOサミット' に参加して夜にソウルに移動した翌日とあって、やや疲れて見えたが、インタビューが始まると、10代の少年のように目を輝かせるのだった。

彼が以前ロチェスター大学助教授をしていた時だった。任用後3年が経っても、論文を一本しか出してないとして、教授会議で再任用をめぐって警告を与えようという意見が出た。しかし、一般均衡理論で有名なある老教授マッケンジーが、「ポールが平凡な論文を量産する学者になることを望まない。今重要な研究をしているから、もうすこし見守ってあげよう」と引き止めた。ポール・ローマー教授は、任用されてから5年後、知識の商品化と企業の研究・開発(R&D)投資が経済成長の
原動力であることを究明した '内生的経済成長モデル理論' を発表し、世界経済学界を興奮させた。ローマーはこの論文が話題を呼び、母校であるシカゴ大学の正教授に栄転することになる。今は全世界貧困撲滅や低開発国の都市化運動に取り組む行動家としても有名だ。


―多くの人が、韓国が '中進国のわな' に閉じ込められていると考えています。
    どうすれば発展の次のステップに行くことができますか?

ポール・ローマー(以下ポ): "どんな経済であれ、追撃者(follower)の段階では急速成長をするが、先導者(frontier)になれば、いつも成長率が低下しはじめます。韓国の人は低成長に失望感を感じるかもしれないが、それは成功を成し遂げた国家に現れる避けられない現象です。"

  ローマー教授は、先進国という用語の代わりに先導者という用語を使用する。
  他の国より所得水準が高いとしても革新する能力がなければ、先進国にはなっても先導者
       にはなれないというわけだ。

―先導者としてやって行くために政府はどのような政策を打ち出さなければならないですか?

ポ: "経済運用のスタイルが変わらなければなりません。各部門が自ら選択できるように、さらに多くの自由を許容し、より多くの競争ができるように進入障壁を下げなければなりません。そうやって新しい企業が登場できるようにしなければなりません。追撃している間には、いわゆる '発展国家モデル' が必要です。政府が積極的に介入して成長を誘導する役割が必要です。アジア諸国がワシントン・コンセンサスを無視して国家の介入の成長モデルを追求したことについて議論の余地があるが、私は、アジア諸国が正しかったと思います。問題はこのようなモデルが先導者の局面では通じないということです。"

      彼は米国通信市場を例に挙げた。

ポ: "米政府は1984年、AT&Tを数十の地域別通信会社(ベビーベル)に解体しました。当時、多くの人々が恐れていたが、その結果は驚くべき進歩でした。アップル、クァルコムのような新しい企業が登場し、銅線の代わりに光ケーブルの時代が開かれたのです。時にはなじみのないことをやって危険を甘受しなければならない時があります。そうしてこそ、創意性が発現される可能性があるからです。"   (1回目はここまで。翻訳:ブログ制作者)


出典:朝鮮日報 http://premium.chosun.com/site/data/html_dir/2015/01/03/2015010300961.html?csmain



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韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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