天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

さようなら原発 米沢

米沢のほうに、こんなすばらしい集まりがあったとは驚きです。
その名も、「さようなら原発 米沢」。

米沢は1Fから100キロそこそこですが、
吾妻山という2000メートル級の山があってくれたおかげと、
3.11、3.12、3.13、ごろの風向きが北風(北西風)であってくれたおかげで
案外近い距離のわりには、放射能の被害は微少でした。(ただ、ゼロとはいえないですね;;;)

3.15のころには、たくさんの福島県の方々が
米沢の地に避難して来られてました。
わたしはここ韓国の地から、ネットを通じてそんな状況を知りました。
いまでも米沢で避難生活を送られている方がいらっしゃると思います。
最大限のことをして、助け合って生きたいですね。
当時、我が家の提供も申し出ましたが、
いろいろの事情があってそれは実現しませんでしたけど。
下は、高橋寛さんという山形大学名誉教授による講演があった模様ですが、
その時のスケッチです。あるブログからお借りしました。

♦ここから引用♦

初めて、参加しました。
「さよなら原発 米沢」です。

この日は、山形大学名誉教授の高橋寛さんによる講演でした。0822takahaxhi hiroshi 
会場へ入ると、やはり、ですが、若者は全くいませんでした。

高橋さんは、大学卒業後日本原子力事業という会社で
高速増殖炉にかかわる実験を担当していたそうです。

液体金属を、どうしたら安全に運べるか?
どの金属が適していて、
事故なく運ぶにはどうしたらいいか、実験を繰り返しました。

液体金属を通すパイプにはアスベストが使われました。
穴が開くなどすると随時補修するため、常にアスベストにさらされます。
アスベストは潜伏期間が30年ほどだそうで、
高橋さんは最近の健康診断でアスベスト被害が報告されたそうです。

実験を繰り返し、たどり着いた結果を高橋さんの会社は報告しました。
だけど、その報告は「安全」を保障したものではありません。
液体金属を繰り返し流したことでパイプが使えなくなり、実験の継続ができなくなったため
そこまでの時間は確認できた、という報告でした。

高橋さんは言います。
原発は、頭の中でのシュミレーションはできても
車のように実際に事故を起こして検証をすることはできません。
ですから、もんじゅの運転を任された人は気の毒だ、と。

高橋さんは4年でその会社を辞め、大学院に入学し大学の教授となりました。
オイルショックの影響もあり、かねてから関心のあった風車を学生とともに制作しました。

実際に設計し、設置し、運用し、見えてきたこと。
自然エネルギーは広く薄く分散されたエネルギーであるので、
それをかき集めて利用するのはかなりの知恵と工夫が必要だということ。


高橋さんは、両方を経験し、熟知されているのです。
原発の便利さと恐ろしさを。自然エネルギーの良さと難しさを。

高橋さんは、エネルギー問題以外にも人が「働く」意義や消費社会についても触れていました。
様々な問題を加味しながら、高橋さんは自分の生活の一つ一つを選び取っています。

豊かな生活に慣れている私たちは、今すぐ電気や石油を使わない生活にシフトすることは無理です。
パソコン、インターネットとった便利なものは、これからも発達していくもので
嫌いだからと言って使わないという選択はなかなか難しいでしょう。

それらを受け入れつつ、高橋さんは
薪ストーブで暖をとり、ストーブの炭を撒いて家庭菜園をし
自分で作った野菜を食べ、太陽熱温水器で温めた風呂に入ります。
それらは、電気やガスを失ったときに生き延びるための訓練でもあり
その「不便さ」が生活の楽しみにもなっているのです。

講演の後は、質疑応答の時間となりました。
高速増殖炉は運転されるのか?
小泉元首相の時代に原発が増えたのにいま脱原発を唱えているのはなぜか?
といった、答えにくい質問はさらりとかわし専門家だからこその回答が出されました。

知ること。
そして自分の生き方を見つめ、変えていくこと。
その潔い姿勢がとても素敵だと思いました。
高橋先生が絶賛していた書籍「里山資本主義」、読んでみたいと思います。
ブログ:Sonatelamh http://sonatelamh.blog104.fc2.com/blog-entry-271.html

♦ここまで引用♦

原子力に携わった人が「さよなら原発」を叫ぶ時代になりました。
原発はそれくらい危ないものなのです。
専門家がこのようにして自分の知識と経験を生かして
原発反対、脱原発を先導する時代になりまして、本当にすばらしいと思います。

日本のあちこちで脱原発を叫ぶ専門家の方が増えてきました。
大いに歓迎すべき出来事だと思います。

そういった専門家の方が、腹の底から思いのたけを叫べるように
われわれ素人がなんとか手を携えていきたいものです。
こうした専門家の方の意見がかき消されることのないよう、
強く支持の声を上げながら、やっていきたいものです。

日本から原発がなくならない限り、日本の未来はないといっても言い過ぎではありません。
あんな過酷事故があってまだ再稼動でもめている自民党。
なんと情けない人種でしょうか。

日本全国の心ある皆様、原発をすべて廃止する方向で歩んでゆきましょう。
玄界灘の向こうからいつも祈っている筆者です。

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コメント

ピプコさん、こんばんは。
韓国での原発の議論は、
なんも「ない」といえますね。
2011年3月11日以前の日本と同じというか、
それ以上になにもないです。
釜山のまわりの地域を中心に23基が稼働中で
5基が建設中という状況ですが、
脱原発もなにも、議論自体がないです。
時々原発が故障し、運転停止になったりする場合は、
ニュースでは出ますが、原発をどうするのかという議論は
ないです。
というより、バク・クネ大統領が中東地域に行って
原発の売り込みをやるくらいですから、
原発は国の重要なインフラでありドル箱となっているようです。
韓国は大きな地震は今のところほとんどないので、
原発の大事故、過酷事故というものは
日本よりもはるかに少ない確率だと思いますが、
核廃棄物の処理の問題は日本と同じように存在するわけなので、脱原発を進めていくべきことは日本と同じなんですけどね。議論自体のないことを非常に残念に思っています。

原発議論ではないですが、
日本からの輸入品に対しては魚、みそ、お菓子、などなど
いろいろあるのですが、多くの人は怖がってますね。
うちの家族も昔は、日本からお菓子などを送ってもらうと喜んでいたんですが、今は、日本から何か送られてくると緊張が走ります。隣の家とかまわりの友達らに「これ日本のカレーだよ」とか「日本のお菓子だよ」と言えば皆喜んでくれてたんだけど、今は日本からのそういうありがたいものたちをあげることができない雰囲気です。過剰反応の部分もあるかもしれませんが、大丈夫だから食え、ともいえず、それとなくだんだん送ってくれなくてもいいような言い回しで、対処してます。
ああいう過酷事故を経験し、世界に迷惑をかけていながら、まだ懲りずに再稼動をさけぶ気ちがい連中の気が知れません。
故郷を追われる福島の人々の姿を見ながら、
なんでいまだに再稼動などをやることができるんでしょうね??

こんにちは

韓国での原発にまつわる言論が、日本には
一向に入って来ないのですが、
どういう情況か知りたいです。

原発専門家の脱原発。
なんとすばらしいことでしょう。
こういう草の根を強靭なものにしていきたいですね。
日本全国からがんばれ。

がんばれ 脱原発。
九州から応援です。

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Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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