天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

ヒディンクの助言

2002年日韓W杯で韓国がベスト4にいったときの韓国の監督がゴース・ヒディンク監督。オランダ人。
彼がホン・ミョンボ現監督に対して「監督を引き受ければサッカー人生がだいなしになるかもしれないよ」とアドバイスしていたというニュースです。ヒディンクの言うとおり、ホン・ミョンボはきのう(7月10日)、W杯でのふがいない結果や敗退後のどんちゃん騒ぎさらに土地購入疑惑などをうけて監督を辞退した。ヒディンクの一番の愛弟子のホン・ミョンボがなぜこのような無責任な結末を招来することになったのでしょうか。まじめ、誠実、謙遜、などの代名詞みたいな存在だったホン・ミョンボ。しかし今や彼の名誉は地に落ちてしまいました。
2002年日韓W杯で韓国がベスト4にいったときの韓国の監督がゴース・ヒディンク監督。オランダ人。
彼がホン・ミョンボ現監督に対して
「監督を引き受ければサッカー人生がだいなしになるかもしれないよ」とアドバイスしていたというニュースです。
ヒディンクの言うとおり、ホン・ミョンボは7月10日、W杯でのふがいない結果や敗退後のどんちゃん騒ぎさらに
土地購入疑惑などをうけて監督を辞退した。
ヒディンクの一番の愛弟子のホン・ミョンボがなぜこのような無責任な結末を招来することになったのでしょうか。
まじめ、誠実、謙遜、などの代名詞みたいな存在だったホン・ミョンボ。
テレビ広告などにも頻出していた彼ですが、今やその名誉はかなり厳しいものになってしまいまいました。

♦ここから引用♦

洪明甫(45)監督は10日、ソウル鍾路区新門路のサッカー会館2階会議室で開かれた記者会見で、
「国民に申し訳ない。ワールドカップ16強進出の失敗に対する責任を負って監督を辞めます」
と辞退を発表した。
ヒディンク監督は1年前、まるで愛弟子・洪監督の未来を予言でもしたようだった。
ヒディンク監督は昨年、洪明甫(ホン・ミョンボ)が代表チーム監督の提案を受けた際、監督を引き受けないほうがいいと忠告した。
ヒディンクの懸念は、前途有望な洪明甫が代表チームを率いた場合に考えられる最悪の状況を予見したものだった。
ワールドカップの成績より洪監督のサッカー人生が丸ごとだめになるということを心配した。
その懸念は、洪監督が代表チームを引き受けてから1年後の今、現実となった。

洪監督は2013年6月24日、チェ・ガンヒ監督の後任として国家代表チーム監督を引き受けた。
2014ブラジルW杯本大会を控えて16強達成のためだった。
世界サッカーのトレンドを読むことができる若い指導者、リーダーシップある人物を探していた大韓サッカー協会が切ったカードだった。

ヒディンク監督は洪監督が代表チーム監督に内定したという知らせを聞いて、いろいろと考えたという。
もちろん、洪監督にとっていい機会でもあるが悪い面のほうが多いものと予想した。
洪監督に対する直接的な懸念は、ワールドカップの成績より洪監督のサッカー人生に影響を及ぼす最悪の場合だった。
うっかり監督を務め、災いすることがありうると考えたのだ。
代表チーム監督のポストは「毒の入った聖杯」とした。

ヒディンク監督は、名宝(ヒディンク監督は洪監督をこう呼ぶ。名宝の発音がミョンボとなるのである)が
監督の提案を受けた時に私に『監督はどうしたものでしょうか』と聞くので『やるな』と言った。
「まだ若くて勉強する時であって監督を引き受けるには早い」と忠告した。
「特に韓国マスコミとサッカーの雰囲気に慣れるためにはもう少しヨーロッパで指導者の経験をしながら免疫力を育てなければならない」と助言した。

当時、洪監督は、ヒディンク監督が司令塔をしていたロシアプレミアリーグのアンジで指導者教育をうけていた。
ヒディンク監督は2002韓日W杯のメンバーのうち、洪監督を寵愛した。
アンジで指導者教育を受けさせたのも彼の特別な配慮があってこそ可能だった。
しかし、ヒディンク監督は、洪監督が"代表チーム監督の提案が来て悩んでいると言ったため、心からのアドバイスをしたのである。

洪監督も師ヒディンクの意見をかみしめた。
しかし、サッカー協会の提案は継続し、結局受諾するに至った。
洪明甫がアンジで指導者研修を終えて家族と米国にいる間、許丁茂(ホ・ヂョンム)サッカー協会副会長が米国に来て説得し、
代表チーム監督の発表に先立って、洪監督の代表チーム監督を内定した。

ヒディンク監督は洪監督が代表チームに就任すると、
むしろワールドカップで洪監督が必ずやるべきことをていねいに忠告した。
ヒディンク監督は、「韓国がW杯で良い成績を得るには、2002年当時の闘志と情熱そして何より、組織力を育てなければならない」と述べた。
「韓国が相対しにくいロシア・ベルギーなどヨーロッパチームに勝つためには
親善試合を通じて抵抗力を高め、歯車が噛み合うように組織力を具備しなければ
欧州チームに対する負担を減らすことができない」言った。
また「選手たちは自分を捨てて歯車のように回らなければならない。
組織力は選手たちがチームのために犠牲になってはじめて獲得されるもの」と述べた。

ヒディンク監督は「名宝がアンジで指導者として授業をうけている間、
国際大会の準備をする過程も説明した。韓国が成績を得るには、
競技ごとに異なる状況を前提としたセットプレー戦術訓練を強化しなければならない」と指摘した。
現代サッカーで何より重要なことは、最短時間で守備から攻撃へと転換する訓練と、
セットプレーを通じた得点ルートの確保としながら肝に銘じよと語った。

結果論から見れば、ヒディンクの指摘はいずれも肝に銘じるに足る補薬アドバイス(薬のように霊験あらたかなアドバイスの意)
だった。
ヒディンク監督は洪監督に「代表チーム監督に決まった以上、負けることをおそれずにマスコミに振り回されてもいけない」、
「W杯だけを考える指導者にならなければならない」とアドバイスした。
また「選手たちも監督も切迫感を経験しなければならない。一番大変な瞬間を経験して、
困難に勝てる方法を覚えなければ成績を出すことができない」と言った。

洪監督の任期が1年余りだという点についても「2014年までやるなんてのは話にならない。
1次リーグ3試合で人生を評価されるのがどんなに無理な話か?。
2018年のロシアW杯まで連携することが望ましいと考えている」と洪監督を強く支持する発言をした。
しかし、愛弟子・ホンミョンボは、ヒディンクの懸念どおり1年後の今、サッカー人生最悪の泥沼に陥った。

典拠:朝鮮日報 http://www.chosun.com/

♦ここまで引用♦

W杯まで半月ほど残したあるとき、ホン・ミョンボ監督は自分の土地を買うために韓国国内をあちこち回っていたという報道もあり、これには全国民「あっと驚くタメゴロー」でした。土地を買うのはいいけど、W杯の数日まえにそんなことしていても大丈夫なの? って感じですよね。すべてを反省して一から出直せばなんとかなるかとも思いますが、失なわれた信頼を回復するのは容易なわざではないと思います。でもがんばってほしいですね。がんばれサッカーマン!

それにしてもヒディンクという人間、すごいですね。上にあるアドバイスはすべて日本サッカーにもそのまま当てはまりますよね。最短時間で守備から攻撃への転換、セットプレーにおける得点ルートの確保。蓋し名言。人を見る目、予見する目、包括的に扱う目、こうしたものを豊富に持っている人ですね、ヒディンクという人は。彼の監督人生はこれからもさらに続くんでしょうね。人を見る目、人を生かす目、コントロールし自らも楽しむ目、こういう部分を持ち合わせていた彼だからこそ、2002年のW杯4強は可能だったのでしょう。賄賂をやったんじゃないかとかいろいろの憶測があるみたいです。わたしも韓国の4強はちょっと何かあるのかなとすこーし思ってました。が、この記事を読んでわたしは確信しました。あれはまぐれでも偶然でも賄賂でもない。監督を中心とした全員で勝ち取った正真正銘の勝利であり栄誉ある4強であると。


スポンサーサイト

コメント

ピプコさん、おはようございます。
洪明甫は、たしかにヒディンクが「名宝」(ミョンボ)といったように、韓国の宝だと思います。安貞桓や朴智星とは次元が多少ちがっている感じですね。ゆえにヒディンクも洪明甫を寵愛したものと思われます。選手時代のミョンボはスイーパーとして守備を基本に攻撃でも何点も入れるなどすごい選手でした。中田英とも交流があるという話ですね。日本でいっしょにやってましたからね。ただ、監督業についてからは、もやもやした感じでやってたなというのがわたしの印象です。切れ味のいい(すぱっとした)発言とか指導というものが少なく、この人何を考えているのかなという部分が多くあったと思います。W杯を目前に控えたころに選手らに練習させときながら土地購入のためにあちこち物色していたという報道は致命的だったと思います。韓国民の心情を完全に逆なでしてしまいました。ヒディンクは「W杯だけを考える指導者にならなければならない」とアドバイスしてるけどほかのことにも目がいく指導者となっていたんでしょうね。監督として再起できるかどうかは天のみぞ知るってところでしょうか。

こんばんは

洪明甫は韓国の宝だと思うんですよ。
安貞桓や朴智星も素晴らしいスターでしょうが、
洪明甫は彼らとはまた数段次元が違う感じ。
そんな彼に代表監督を任すのなら、韓国協会も
その信頼の証として、次回大会も見据えた長期政権を
約束すべきだったと思います。
何故それをしなかったんでしょう?
フースヒディングもその方向のアドヴァイスを
洪明甫にも協会にも提示すべきだったと思われます。
まあフースも所詮一発勝負の外様監督に過ぎないわけで
洪明甫とは立場が根本的に違う!というのを
理解出来てなかったのかな? 
惜しいなあ...と思いますね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://cheonan.blog.fc2.com/tb.php/156-6b8351f3

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

韓流 (93)
学生エッセイ (80)
ランの窓 (2)
心と体 (12)
韓国のジョーク (4)
ふるさと (53)
詩 (12)
釜山さむらい (6)
数学 (9)
サッカー (11)
筆者のエッセイ (28)
未分類 (31)

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索メニュー

RSS リンクの表示

リンク

이 블로그 링크에 추가하기

ブロとも申請フォーム

블로그친구신청

FC2Ad

Template by たけやん

動画ランキング