天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

きょうだいを殺しに _ 高良留美子の詩

高良留美子の「きょうだいを殺しに」という詩をご紹介します。
非常に強い感銘を受けました。

♦ここから引用♦

わたしたちは言わなければならなかった
日の丸の波に送られて
たたかいに行く兵士たちに
きょうだいを殺しに行ってはいけないと
わたしたちは言ってはいけなかった
お国のために立派にたたかってきて下さいなどとは
国とは何なのか
国とは何だったというのか
わたしたちは日の丸の小旗など振って
道に並んではいけなかった
やがてその人の血に染まる
千人針などを作ってはいけなかった
わたしたちは言わなければいけなかった
どんなに美しいことばで飾られようと
あなたたちが殺しにいくのは
きょうだいしまいなのだと
わたしたちは言ってはいけなかった
お国のために死んで下さいなどとは
国とは何なのか
国とは何だったというのか
わたしたちは一度でも
そのことを考えたことがあったか
わたしたちは言わなければいけなかった
きょうだいを殺しに行ってはいけないと
日の丸の波に送られて 行き
二度と帰らなかった
男たちに

♦ここまで引用♦


戦争の足音がまた聞こえてきそうな日本です。
今こそ、わたしたちが声をあげて、戦争はしない、ということを
強く訴えるべきときではないかと思います。
争いはあっても、戦争でない道を選んでやってゆくべきです。
21世紀になって、まだ戦争をしますか。
戦争でない方法をなんとか模索して、賢明な道を探してやってゆくべきです。
そしてそれは必ず可能なことだと信じます。
上の詩は、『ポケット詩集Ⅲ』(童話屋)にあった詩です。


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コメント

戦争の足音が聞こえてきている現在、
こういう詩を心に抱き日本の進むべき道を
静かに考えたいと思います。

外国の人でも同じ兄弟と見ているわけですね。
「人類みな兄弟」のあの思想ですよね。
すばらしいことだと思います。
今も地球のいたるところでいろいろの殺戮が行われています。
「きょうだいを殺して」はいけないんですけどね。
殺さなくなる日がいつか来るんでしょうか。

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韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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