天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

医学部の実習

大学の医学部。

医者の卵たちが、教授のあとについて死体解剖室に入る。
横たわる死体を前に、教授は

「医者はあらゆる恐怖心、忌避心を振り払い何でもやれることが必要」

と学生らに教える。学生らは「はい」と一斉に返事を返す。
かなり緊張した面持ちだ。はじめての実習だからそれもいたしかたのないこと。

「これから実習にはいるが、皆、ようく聞き、観察するように」。

教授もはじめての学生らが緊張しながら聞いているのを見て自分もどことなく緊張する。

教授はまず右手の指を肛門に入れて何やら中のものを確認しているようだった。

「医者はどんなことにもびびらず、果敢になんでもやれる度胸が必要だ」。

そして学生ら一人一人に同じようにするように言う。学生らはおそるおそる肛門に指を入れてみる。
感触を確認しながら。

一通り終わると、今度は教授は指をぺろぺろなめはじめた。

「全員、指をなめてみて、その味を確認せよ」。

これにはさすがに学生らは戸惑った。

「げげっ。内容物がついているこの指をなめるの!?」。
「うぐっ。それだけはできない。あたし、もうだめ」。

あちこちから悲鳴に近いつぶやきや黄色い声が聞こえるのだった。

「なんぼなんでも、それだけは、、、」。

しかし勇気のある学生がまず指をなめはじめた。
顔色も変えずに。2番目の学生がそれに続いた。
すると他の学生たちもいっせいに指を嘗めるのだった。

するとおもむろに教授が言った。

「医者は観察眼が鋭くなくてはいかん。わたしは右手の中指を肛門に入れたね。」

「はい、そうです」

「嘗めたのはどの指か?」

「同じ指じゃなかったんですか」

「ようく見てみなさい。わたしが嘗めた指は人指し指だよ」

「げげーっ。そんな。あんまりだ。」

医者の卵たちは口の中のものを吐き出そうとしたが、すでにこと遅し。
口のなかに異様な味と香りが拡がり、それは消そうにも消せるものではなかった。

学生らの身を挺しての実習はこのように行なわれたのである。
教授は大きな成功を納めた形だ。                                                     めでたし、めでたし。


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コメント

チルチさん、ありがとうございます。
おもしろいジョークがあったら、
また載せますので、
また見てくださいね。

このブログ、ジョーク集がおもしろいですね。
楽しいです。

ちょっとひどい教授ですけど、笑えました。

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Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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