天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

上杉鷹山(5)

米沢はわが故郷。米沢といえば、この人、「上杉鷹山」(うえすぎようざん)のことを抜きに語ることはできないと思います。このブログのカテゴリに「ふるさと」を入れてありますので、鷹山についてちょっと書くシリーズです。今回はその5回目。わたしのオリジナルの文章ではなくて、内村鑑三(著)『代表的日本人』という岩波文庫の本の中から抜粋してアップしています。内村鑑三の文章のリズムも味わっていただければ幸いです。それではお楽しみください。
5月11日ブログ上杉鷹山(4) の続きです。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○


行政改革

 日本でもどこでも、人間は、変革に対しておのずと抵抗するものであります。若き鷹山は、変革を成し遂げなければなりませんでした。それ以外の救済は不可能でした。しかし変革は、他人を待つのでなく、まず自分から始めなくてはなりません。当然、財政は最初に解決を迫られる問題でした。少しでも秩序と信用を回復するには、極度の倹約しやありません。藩主みずから家計の支出を、千五十両から二百九両に切り詰めようとつとめました。奥向きの女中は、それまで50人いたのを九人に減らし、自分の着物は木綿にかぎり、食事は一汁一菜をこえないようにしました。家来たちも同じく倹約をしなければなりませんが、それは鷹山自身とは比較にならない程度の倹約でありました。毎年の手当ても半分に減らして、それにより実現した貯金は、積もった藩の負債の返済に廻されることになりました。このような状態を16年間も続けることにより、どうにか重い債務から脱することができるのであります! しかしながら、これはまだ財政改革の消極的な面にすぎませんでした。

  「民の幸福は治者の幸福である」
  「統治を誤り、民に富を期待するのは、キュウリのつるからナスの実を期待するのと同じである」

                                                   ここまで上杉鷹山(5)。『代表的日本人』(内村鑑三)より



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韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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