FC2ブログ

天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

今年一年を振り返る。

去年2017年の8月ごろからソウルを火の海にしてやるぞと威嚇的な発言を続けていた首領様。
この首領様が今年2018年の年頭、
「核のボタンはオレの机の上にある」と言ってのけたことから2018年は始まった。
今年初めのころまでは、南の人々は(筆者も含めて)いつ北から核がぶっ飛んでくるのか、
本気でヒヤヒヤしていた。
しかし2月9日午後8時。平昌冬季五輪が開幕すると状況は一変した。
金委員長と血の繋がった妹、キム・ヨジョン(金与正)氏が
金委員長の親書をもってきていたのだった。
勿論相手は南の文大統領。
「できるだけ早いうちに北を訪問してほしい」
それが親書の内容だった。
ここから南北関係が双方のいがみ合いから仲良くしようやの方向へと大きく舵が切られる。
4月27日(金)午前9時半、板門店の南北境界線をまたいで
南の文大統領と北の首領様(金正恩国務委員長)が劇的な握手をかわすことになったし、
5月26日(土)には電撃的に第二次南北首脳会談が開かれた。
このとき金委員長のソウル答礼訪問が約束された。
「多くの人がソウルに行くなというけれど、わたしは必ず行く」
と金委員長が語ったと韓国のある国会議員が明らかにした。
が、今年中の答礼訪問は事実上困難となった。
そして6月12日にはシンガポールのカペラホテルで歴史的な米朝首脳会談が行なわれる。
米朝首脳による共同声明に署名はされたものの、
惜しくも声明の内容にCVIDの文言はなかった。
CVIDとはご存知の通り
「完全(Complete)かつ検証可能(Verifiable)で不可逆的(Irreversible)な
非核化(Denuclearization)」を意味する英語の頭文字を並べた記号だ。
6月12日の米朝首脳会談の成功を見たあたりまでは、
ああ、これで北の非核化もトントン拍子に進んでいくのかなと
思わせるものがあったのだけれど、
どうしてどうして、そうは問屋が卸さなかった。
北の非核化および南北関係さらには米朝関係など、
3人の中心人物(北、南、米)の関係は勿論、
それを取り巻く中国、日本、ロシアなど脇役たちの関係も、
そんなに具合いよく進んでいるとは言いがたい様相だ。
長く膠着状態が続いているので、
文大統領の人気もかなり下がってきている。
きのうも同僚の教授と昼飯をともにしたのだが、
「ムン・ジェインがしたこと、何があるんだよ?」
とちょっと喧嘩腰で筆者にのたまうのだった。
韓国人でもない筆者にそう言われても返す言葉もないのだが、
「いや、ソウル火の海説がなくなっただけでも、手柄っていえるんじゃないのかね」とわたし。
核をぶっ放すぞとわめいていた首領様。
勿論本当に核がソウルに飛んでくると考えている人はいなかったけれど、
しかし尋常ではないあの首領様のこと、いつなんどき何があるかわからない、
というのも大方の認識だった。
上述の繰り返しになるが、金玉が縮み上がっていたことは今ここに白状するしかない。
それが監視警戒所(GP)撤去で、南と北の軍人が丸腰でお互いのGP撤去跡を検証するという
これまでは想像もできなかったことが現実に起きている。
決して筆者はムン・ジェインのファンではないけれど、このことだけでも偉大なる成果といえる。
さらに12月17日には南北鉄道連結のための基礎調査が終わり、
12月26日には南北鉄道連結のための着工式が行なわれた。
これは、UNの対北制裁委員会が対北朝鮮制裁免除を正式承認することにより実現にこぎつけたものだ。
(この「対北朝鮮制裁免除の正式承認」がどの範囲までなのか筆者はまだつかんでいない。
     今回の着工式だけのものなのか、あるいは全面的な制裁の解除なのか。)
鉄道が連結されたとき、北の兵士が汽車に乗ってどっと南に攻め入り
瞬時に南を赤化統一してしまうんじゃないのというギャグも今、南ではちょっと流行っている。
でも、まあ、そうはならないことを願っているしならないであろうけれど、
保守的な人々の中には結構本気で憂慮している方々もいらっしゃる。
南北関係以外では
1月末に一人の女性検事がJTBCという韓国一の有名テレビに出て
セクハラを訴えた「#meToo」の動きが記憶に新しい。
これを契機として韓国では「#meToo」の嵐が吹き荒れ、
多くの男たちが芸能界を去り、名誉を汚し、命まで落とす事件も発生した。
ノーベル文学賞の候補にもなってるような韓国文学界の重鎮も
「#meToo」を契機に失脚していった。
あらゆる分野で男たちのセクハラ問題が提起された。
浄化された社会ができることを願う次第だ。
女性が何も気にすることなく「普通」に生きられる世界が具現されなければならない。
一方、対日関係としては、
10月30日に出された韓国の大法院(=最高裁)の強制徴用賠償判決問題がある。
「賠償せよ」との判決だった。
日本は当然のことながら強い不快感を表わした。
この判決には筆者も正直驚いた。親韓的で有名な黒田福美氏も同様のようだ。
なにしろ1965年の請求権協定を覆す判決となっているわけだから、
どれほどの日本人がこの判決を快く思っているだろうか。
韓国でもそのような立場でものを言う人がいるくらいだ。
「解決している問題なのになんでまた今になって蒸し返してくるのか」という人(韓国人)が
実際にいるのだ。勿論ごく少数派ではあるけれど。
ただし12月に入って、徴用賠償判決の話題がピタと報道に出てこなくなっている。
韓国政府がマスコミに圧をかけているのか、自らすすんで報道しないコンセプトを立てたのか。
わからない。
テレビ新聞が報道しなければ、韓国の人もあまり興奮せずに時間の流れに任せることができるのだろうに。
テレビ新聞がばんばん報道するから、ありもしない敵愾心が自ずから湧き上がってくることになる。
理由はわからないけれど、今現在のようにあまり煽った報道をしないよう、
韓国のマスコミ界にはお願いしたいところだ。
朝鮮半島で暮らすものにとっての最大の関心は
南と北がいる統一するかということだ。
中国も米国も日本も皆、朝鮮半島の統一には消極的だと言われている。
中国としては子分のような北がいなくなって統一朝鮮になるわけなので
あまり気持ちよくはない。
米国としてはこれも子分のような韓国がいなくなるのだから、
武器も売れないし気分はイマイチだ。
日本もそうかもしれない。
今でさえ韓国からああだこうだといわれて苦労しているのに、
これにさらに北が一枚加わっていっしょの声を上げられた日にはどうなるべという気持ち。
でも、人類として人間として地球村の市民として考えるべきだ。
同じ民族が分断しているというのはあってはならない現象だ。
必ず統一すべきだしそうなる。
だったら早いとこいっしょになってもらったほうがいい。
さらには国という区別もなくなる世の中が来るものと筆者は確信している。
100年後になるか200年後になるかわからないけれど。
本稿でも以前お届けした「統一の予言」によれば、
だいたい2020年くらいから2025年あたりまでに統一することになっている。
あくまで予言だけれど。
もう何年も前のことのような感じがするんだけど、
スピードスケートの奈緒が泣き崩れるイ・サンファ(李相花)を抱き寄せるビジュアル。
平昌オリンピックといえばあの場面しか記憶にないのだけれど、
あの名場面が南北へと続き、さらに日本へと拡大されていくことを
強く願いながら、今年最後のコラムを締めくくろうと思う。
読者の皆さん、よいお年を。
そしてすばらしい新年(己亥年=つちのといどし)をお迎えください。
スポンサーサイト

日本の街_ 学生エッセイ89 

学生エッセイシリーズは、韓国の日本語学科の学生らが書いた文章を紹介するコーナー。
今回はその89回目で、女子學生 B S H さんの作品。(久しぶりとなる)。
<日本の街>
留学として初めて日本に行ったとき、桜が盛りの3月末のことである。
重たい荷物を持って不安でドキドキする気持ちで行き先行きの電車に乗った。
電車は間違わっていないか、降りる駅は過ぎてないのか、駅に着くと迎えに来た大家さんとはちゃんと話せるのかなど
いちいち気になって焦っていた。そんな中、ふと車窓の風景を眺めた。
線路に沿って桜の木が並んでいて、その後ろには写真だけで見た日本の木造住宅が桜といっしょに並んでいた。
私が想像していた日本そのままの姿だった。暫くの間その景色に魅せられている間、いつの間にか電車は駅に着いていた。
日本に来てから初めての週末。友だちと自転車に乗って家の周りを見回るついでに散歩に行った。
街のあっちこっちを歩き回りながら写真を撮ったり、コンビニに寄って食べたかったプリンを食べたりした。
そして自転車に乗って気持ちいい風に当たりながら走り着いたところは新川という川だった。
満開の桜が川岸に沿って長く並んでいて、その下で花見に来た村人たちが家族や友達とお弁当を食べたり、
お酒を飲んだりするのも見られた。
私たちもその川岸に沿って歩きながら写真を撮ったり、すれ違う人に声を掛けたりした。
ここに来てから有名な街と観光地、大勢の人からすすめられた場所など色んな所へ行ってみたが、
偶然に通り過ぎて出会った村の街と新川ほど記憶に残る場所はない。
韓国に戻ってきてからもちょいちょい懐かしくなるほどあの風景だけはまだ鮮明に覚えている。


<일본의 거리>
교환유학으로 처음 일본에 갔을 때, 한창 벚꽃이 피기 시작한 3월 말 무렵이었다. 
무거운 짐을 들고 설렘과 불안한 마음이 뒤섞인 채로 숙소로 가는 지하철을 탔다. 
지하철은 제대로 맞게 탔는지, 내릴 역은 지나지 않았는지, 역에 도착하면 마중 나온 숙소 호스트와는 제대로 이야기할 수 있을지 등 
하나하나 신경이 쓰여서 초조해 하던 와중, 우연히 차창 밖을 바라봤다. 
기찻길을 따라 벚꽃나무가 늘어서 있고, 그 뒤에는 사진에서만 보던 일본의 목조주택이 벚꽃과 함께 늘어서 있었다. 
내가 상상한 일본 그대로의 모습이었다. 한동안 그 풍경에 매료되어 넋을 잃고 바라보는 사이 어느새 전철은 역에 도착해 있었다.
일본에 도착하고 처음 맞는 주말. 같이 유학 온 친구와 함께 자전거를 타고 숙소 주변을 둘러볼 겸 산책을 나갔다. 
골목 여기저기를 다니며 사진도 찍고 편의점에 들려 꼭 먹어보고 싶었던 푸딩도 먹었다. 
그리고 자전거를 타고 따뜻하고도 시원한 바람을 맞으며 달려 내려온 곳은 ‘신’이라는 이름이 붙은 강가였다. 
만개한 벚꽃이 강가를 따라 쭉 늘어서 있고, 그 밑에서 꽃구경을 온 동네 주민들이 가족이나 친구와 함께 
도시락을 먹거나 술을 마시는 모습도 보였다. 우리도 그 길가를 따라 걸으며 사진을 찍거나 스쳐 지나가는 사람에게 말을 걸기도 했다.
이곳에 오고나서 유명한 거리나 관광지, 많은 사람들이 좋다고 추천해준 곳 등 다양한 곳에 가봤지만, 
우연히 지나가다 만난 동네의 거리와 신강 만큼 기억에 남는 곳은 없었다. 
한국에 돌아오고 나서도 가끔 그리워질 정도로 아직도 그곳의 풍경만큼은 생생히 기억하고 있다.   
<audio src="貼り付けたい音声ファイルのurl" controls>

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

韓流 (119)
クールコリア (3)
釜山さむらい (11)
学生エッセイ (89)
ランの窓 (2)
心と体 (12)
韓国のジョーク (4)
ふるさと (59)
詩 (12)
数学 (13)
サッカー (13)
筆者のエッセイ (28)
未分類 (33)

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

検索メニュー

RSS リンクの表示

リンク

이 블로그 링크에 추가하기

ブロとも申請フォーム

블로그친구신청

FC2Ad

Template by たけやん

動画ランキング