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天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

人間の誇り

nao_20180221 2

2月18日、平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルをとった小平奈緒(31、相沢病院)。
記録は36秒94の五輪新記録。
14組で滑った奈緒のすぐ次の15組に韓国のイ・サンファ(李相花)が滑った。
オリンピック記録をマークしたんだから、やいのやいのと騒ぎたい気分だったろうけれど、
奈緒は静かに!というジェスチャーをして会場をしーんとさせた。
次に控えているイ・サンファに対する最大の配慮だった。

そして圧巻は、サンファが滑り終えて泣き崩れるところに寄り添ってゆき
ことばを掛けてあげた上の場面。

サッカーの長友も、
「アスリートとしてではなく、1人の人間として、誇り、情熱、尊敬すべてが入り混じったシーンだった」
「あんな行動なかなかできないよ」と称賛。

やっぱ、あんな行動って、普通の人にはできないよな。
それも、みんな見てくれっていう下心でやってるのではなく、
純真な、なんの汚れもない天真爛漫の気持ちで寄り添う。
イギリスのプレミアリーグなどを見ていると、
勝っても負けても試合後はお互いに抱擁したり肩叩いたりしているような絵をときどきみるようだったので、
相手を慰めたりするのは結構簡単なノリでできちゃうのかな、なんて思っていたけれど、
そうでもなかったんだ。
やっぱり、あの奈緒の行動は、絶品に値するものだったんだ。

あんまりよいしょするのはよくないのだけれど、
奈緒は日本の宝、日本の誇りだ。

こんな人がいてくれて、ありがとう。これからも元気で世界記録に挑戦していってほしい。

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ダンナ

帰りが遅いと心配で...
そばにいると、もどかしく...

家に着くや否や寝たら寂しく...
横になってゴロゴロしているといらいらし...

話しかけられると面倒で...
話しかけてくれないと気分が悪い...

横になっていると、出て行けと言いたいし...
出かけていれば、気になり...

遅く帰ると頭にくるし...
早く帰れば訳もなくむかつく...

とても不思議で
とてもミステリーな存在...ダンナ!                                            ゴ・ギュユン



ダンナ(남편、ナンピョン)という詩だ。
作家はゴ・ギュユンという人。発音がちょっとしにくいかもしれない。(漢字の綴りはわからない。)

男尊女卑の儒教的思想の強いお国柄だったけど、
最近の韓国は、かなり様変わりしている。
ダンナの居場所がなくなっているような。

でも、名節(お正月とか秋夕)のときは、まだまだ女性たちの苦しい時だ。
あしたから韓国のお正月(ソル)がはじまるけど、
テレビなどでは毎日、オリンピック放送の合間をぬって、
シジp(ダンナの実家)やシオモニ(姑)の話題で持ちきりだ。

「シジp」というのは、シジプと書いてもいいのだが、シジpという綴りのほうが原音に近いので
こんなふうに書いた。

「シジp」の「シ」というのは、媤という漢字の語で、「夫の実家」の意である。
日本では使っていない漢字の語だ。
韓国語の発音が媤=シ。
シオモニの「シ」も勿論この媤。オモニは母の意。つまりシオモニは夫の母=義理の母の義となる。
韓国では、とにかくこの「シ」が嫌いだというフレーズがある。
「シ」のついたものはなんでも嫌い!っていう。

結婚した女性にとっては、この媤は、大きなストレスとなる概念である。
この点、日本はそれほどではないはず。
夫婦によってはシオモニと嫁さん(ミョヌリ)との葛藤が厳しい家庭もあるかもしれないけれど、
韓国のそれに比べたら「へ」でもないと思われる。

嫁さんに対して「毎朝、電話しないさい」というシオモニが日本にいるだろうか。
何の電話? 
ご挨拶の電話だ。
内容なんかはどうでもいい。とにかく「今日もお元気ですか」という電話だ。
しかもこういう家柄は韓国では今でもけっこう多いみたいだ。

シオモニvs嫁さんというのは、女vs女ということで
それでなくてさえできれば声も聞きたくないというのが本音ではないだろうか。
それを毎朝電話せよ、だって?
いくら文化とはいえ、こういうのはできればなくなってほしい文化だと
男のわたしでも思う。

成人した息子を独立した人格として認めるなら、こういう現象は起こらないはずなのだけれど。
いつまでたっても息子は自分の所有物、と考えているから
その奥さんに対しても、自分勝手になんでも言ってもいいし、やってもいいと考えるような。
ことに娘をもつ親としては、こういう文化はできれば早晩なくなってほしいものだ。




(詩の原文)

늦으면 궁금하고...
옆에 있으면 답답하고...

오자마자 자면 섭섭하고...
누워서 뒹굴거리면 짜증나고...

말 걸면 귀찮고...
말 안 걸면 기분 나쁘고...
 
누워 있으면 나가라고 하고 싶고...
나가 있으면 신경 쓰이고...

늦게 들어오면 열 받고...
일찍 오면 괜히 불편하고...아주 이상하고
무척 미스테리한 존재... 남편!



- 고규윤 - 
                        출처: http://helenaclinic-gangnam.tistory.com/893

平昌五輪 開幕


PYH20180205 Olmp 

ソウルオリンピック(1988年)からちょうど30年後にあたる今年2018年2月9日、
韓国の平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピックが開かれる。開幕はきょう2月9日(金)の午後8時。
2月25日(日)までの17日間熱戦が繰り広げられる。

平昌は韓国の東北部にある江原道にある郡である。
山間の町で人口は43700人ほどの小さな町だ。ここに世界92か国から2920人の選手がやってくる。
最大規模は米国。
米国オリンピック委員会(USOC)は平昌冬季五輪に242人(男子135人、女子107人)の選手を派遣する
予定。2014年ソチ五輪(222人)に比べて20人多い。歴代の冬季五輪に参加したどこの国の選手団より
も多いということだ。

日本もソチ五輪選手団(113人)より10人多い123人の選手を派遣する。
1998年の長野大会(166人)に比べると少ないが、過去2番目に多い。日本は今大会で9個以上の
メダル獲得を目標にしている。


国家的なドーピング波紋のため個人の資格で出場するロシア選手は169人。
ロシアの国旗と国歌はもちろん、ロシアという国名も使用できない。「ロシア出身選手」(OAR)という名称
を使う。また、今大会にはナイジェリアやエリトリアなどが初めて冬季五輪に出場する。

開催国の韓国は、145人の選手が出場する。
スピードスケートなど一部の種目で調整される可能性があるが、歴代最大規模となるのは確実だ。
ソチ大会には71人が出場した。北朝鮮からは南北合同チームを結成したアイスホッケー12人や
フィギュアスケートなど5つの種目22人が参加する見込みだ。

こちらでの話題はなんといっても女子アイスホッケーで、北と南の合同チームが誕生したこと。
若い世代を中心に韓国の多くの人が反対していた(80%以上が反対)が、
いっしょに練習する姿や北朝鮮選手の誕生パーティの画像などが流れた今は、反対するムードはかなり
静まったようだ。やることになったからには、一生懸命練習してがんばれよということであろう。

合同チームとも関連して、開会式のときに韓半島旗(統一旗)という水色の旗を北と南の選手が
いっしょに掲げて入場することになった。
北と南の融和の雰囲気を醸し出そうというわけだが、
韓国の野党からは「ピョンチャン(平昌)五輪じゃなくて、ピョンヤン(平壤)五輪」をやろうとしているのかと
いった野次がとんだりもした。
これは、合同チームを作ったり、韓半島旗で入場したりということのほかに、
あまりにも北の言いなりになる現韓国政府与党のやり方を批判する意味合いもあった。
腫れ物にさわるような態度で接していることに嫌気が差したのであろうけれど、
韓国の与党としてはそれもせんかたなしといったところだ。

チケットの売れ行きも心配されたけれど、ほとんどは売り切れみたいだ。
日本人の友人(会長の秘書)の話によると、男子フィギュアを見ようとチケットを買おうとしたら、
プレミアムがついて1枚25万円という途方も無い価格。それも韓国内では1枚もなくて日本でなら、
この価格ということ。しかしすぐ買えとの指示。30枚ほどを即決で買ったそうだ。
たぶんその会長の関係者が選手としてでているのであろう。

開会式はいよいよ今日2月9日(金)の午後8時だ。今年はいつになく寒い韓国。
先日は筆者の住んでいる天安でも最低気温がマイナス20.9度を記録した。
平昌はここよりはずっと寒いのでそのときはマイナス22度か23度くらいだったかと思う。
今日9日はきのうまでと比べてかなり気温が上がり、夜8時の予想はマイナス5度くらいだ。

開閉会式場は開放型構造なので、観覧客は寒さにそのまま露出するほかはないけれど、
ホッカイロみたいな暖を取る何らかの品が準備さえていれば、
これくらい気温ならまあ、なんとか問題なく楽しめそうである。

北朝鮮の軍事パレードが2月8日、開会式の前日に平壤で開かれた。
本来は4月にあったものを、今年は2月8日と決めたらしい。
大向こうを威嚇する軍事パレードを「観覧」したあとの五輪開会式。
気分のいい韓国人は一人もいないが、アメリカの強気の姿勢に若干けおされたのか、
去年は3時間やったのに今年は1時間とちょっとくらいで終わったという。
新型ミサイルなどの行進も予想よりははるかに少なく「ミニ行進」といった感じだったみたいだ。

平昌五輪後の行方(北朝鮮問題)がかなり気になるところではあるけれど、
なにはともあれ開催までこぎつけたことをお祝いし、17日間の熱戦の成功を祈る。

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プロフィール

treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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