天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

鷹山とケネディ

アメリカの駐日大使は現在キャロライン・ケネディさんという59歳ほどのアメリカ女性だ。
もちろんご存じの方も多数いらっしゃると思うけど、ご存じない方もいらっしゃるはずだ。
筆者も知らなかった(韓国生活なので;;;;)。

久しぶりにふるさと・米沢のローカル新聞・米沢日報を見てみたら
このキャロライン・ブーヴィエ・ケネディ駐日米大使のことが出ていた。
このキャロラインさんが、あるとき
「父は上杉鷹山を尊敬しておりました」と発言したという。
この女性、その名前かえもわかるようにあの第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの実の娘(長女)である。
つまり、あのケネディ大統領が日頃から上杉鷹山のことを敬愛していたという話なのである。

わたしはジョン・F・ケネディが上杉鷹山のことを尊敬してやまなかったということは、昔なにかの記事で読んで知ってはいた。でもそんなことは人の話であり、さらにはどっかの記事の片隅にでていたことだったのでそれほど実感としてはなかった。でもやっぱりケネディは上杉鷹山をほんとうに尊敬していたんだ。実の娘が言うくらいなのだからこれはホンモノだろう。うれしさがふつふつとわいてきたことだった。

ケネディが何故日本人も知らないような人物の名前を知っていたのか。それはケネディ本人に聞いてみないとわからないことであるが、明治時代にすでに世に出ていた内村鑑三の英文での論文などを読んでいたからだと思われる。内村は明治の日本、新しい日本を外国に知らしめるために日本の文化や人物に対して盛んに英文での論文を出していた。そうした文章のどれかをケネディは読んでいたのであろう。大統領になるほどの人物はやはり目の付け所が人とは違う。

内村鑑三の作品は現在『代表的日本人』(岩波書店)などを通して読むことができる。この本は、内村が独断と偏見で(^^)それまでの日本人5人(西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮)を取り上げて叙述した文章である。そのなかの一人が上杉鷹山だ。この鷹山の部分を教科書としてわたしは現在大学である一つの授業をやっている。ふるさとの話を韓国人学生の前でやれるので、この授業は常にルンルンののりでやっている。もう10年以上もやっている。やりかたを少しずつ変えながらも教材はこの本だ。たまに学生が質問に来る。「ヨーザンというサムライは、市民の人たちに今でも影響を与えてますか?」といったものだ。「もちろん。今でも鷹山の影響はすごいものがあるよ」などとわたし。鷹山を学んで米沢を訪れたという学生もいる。(一人だけだけど)
米沢日報は、キャロラインさんを米沢にご招待しようという動きを紹介する内容となっている。

ps: 米沢日報: キャロライン駐日米大使からお便り (2013年の記事だった;;;)
         2014年9月27日、キャロライン・ケネディ駐日米大使は、上杉鷹山ゆかりの地・山形県米沢市
         を訪れた。こんな記事がネットではたくさん出ていた。;;;。2年以上も前の出来事だったの           
         だ。キャロラインさんは、2013年11月19日から駐日米大使として勤務している。


きょうはクリスマス・イブですね。
今夜はどんな夜になりますか。
ご夫婦で、恋人と、親と、友だちと、、、さまざまだと思います。
テロの現場で命の危険を感じながら過ごしている方々も多数いることを思うと
それほど心楽しいイブでもないのですが、
1年のマムリ(まとめ、韓国語)をしながらすばらしきよき年をお迎えください。

                    メリークリスマス&ハッピーNew Year!

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韓国激震

本ブログは、なるべく政治的なことは書かないというコンセプトでやっている。
しかし今回は、慶州地震ならぬ「韓国激震」ということでアップする。
大統領「バク・クネ」地震ともいえる激震が韓国全土をおおっている。
毎週毎週、週末に100万、200万単位の市民デモが繰り広げられている。

こんなことは、筆者が韓国に来た1988年以来、はじめてのことである。
この「まじめ」な大統領が、なんでこんなことになってしまったのか。
ただただ驚くばかりである。

彼女(バク・クネ 朴槿惠)は、大統領になったとき、
自分には欲というものはない、ただ「大韓民国」と結婚した女だ、と語った。
その気持ちは今も同じだと思う。
彼女にはこれまでの大統領のように
何億、何十億、何千億と掠め取ってやろうなどというセコイ欲はない。
「大韓民国」を夫として仕えようという意志でもってこれまでやってきたと思う。
それは確かなのだが、一人の女のためにすべてを失おうとしている。

昔の記事をちょっと見てみよう。(別ブロ)。
バククネが大統領に就任した2013年2月当時は、
第18代大統領として彼女は「はじめての」が、6つも付く栄光に輝いている。
1.はじめての女性大統領。
2.はじめての独身大統領。
3.はじめての父娘大統領。
4.はじめての過半数得票の大統領。
5.はじめての理工系出身の大統領。
6.はじめてジンクスを破った大統領。
 (投票率が高いと野党に有利であるというジンクスをやぶり、75.8%という高い投票率にもかかわらず与党の彼女が当選した。)

といった記事を別のブログに書いている。
就任当時は、彼女にはかなり好意的だった。(ブログ筆者は。)

♦また、2013年2月25日のブログ(別ブロ)には 「大統領の就任式」と題して、
バク・クネ大統領の就任式の2013年2月25日には、ヨウィドの韓国・国会議事堂の広場で
就任式が開かれカンナムスタイルでおなじみの歌手「サイ」も参席してお祝いのムードを盛り上げた。
参席者は全部で6万人ほど。韓国人、外国人がだいたい半々ぐらい。
著名外国人としては、メルケルドイツ総理やタイの総理「インラク チナワット」なども来賓として出席した。
バク・クネ氏の人選は、すばらしいという評価は下されていない模様だ。
難航していて、どうもイマイチ ばしっといかないので、もどかしく感じている人も多いようだ。

といったことを筆者は書いている。
2013年、大統領就任当時は、このように筆者もかなり好意的だったのだ。
しかし、今、どうだ。

      バク・クネ、すぐに下野しろ。

の200万単位のデモだ。このように落ちぶれてしまうとは、誰が予想したろうか。

過去記事の就任式に関するブログでちょっと目がいくのは、
「バク・クネ氏の人選は、すばらしいという評価は下されていない。
難航していて、どうもイマイチ ばしっといかないので、もどかしく感じている人も多いようだ。」
と書いてある点だ。

いまから思えば、このときすでにバク・クネは、
あのチェ・スンシル(崔順實)のアドバイスを受けていたものと思われる。
バク・クネの人選は、最初のころからみんなが「えー???」と思うようなものばかりだった。
人の話を聞かないで、自分ひとりで決めてしまう、といった「批判」が多かったものだが、
それは、陰でチェ・スンシルの話だけを聞いていて、
国務総理の話や野党らの助言などにまったく耳を傾けない性向の表れであったのだ。

韓国激震のいちばんの本質は、
バク・クネという女性が、大統領という最も公人であるべき立場にありながら
私的な「親友」かなんか知らんけど、一私人にかしずき、
そういう一私人のアドバイスを頼りに国政を行っていた、というこの一点であると筆者は考える。

21世紀は確かに女性の時代であると思うのだが、
政治の面においては、(あるいは全ての面においてもそうかもしれないが)
女性だからなんでもOKというわけにはいかない、ということなのであろう。
血なまぐさい「男の論理」よりは、
ぽにゃぽにゃと柔らかい「女の論理」が重視されていくべきであることにはかわりないけど、
女が頭に立つとき、こういう事態も起こりうるものだという
非常に強烈な「反面教師」の役割を
バク・クネは演じてくれたものと思う。

きょう12月6日(火)、国会聴聞会があって、韓国の9個の大企業の総帥らが
国会に来て聴聞会を行うことになっている。
今午後3時だが、すでに行われているのだろう。
どのような回答がなされるのか、
全国民、注視だ。

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treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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