天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

邊山半島で山の神様にお祈り

山男3人で韓国の西の側に位置するビョンサンバンド(邊山半島)に行ってきた。20160326_BeonsanBando_new.jpg
今年1年の山歩きの無事を祈る「サンヂェ(山祭)」を挙行するためだ。
くだものと菓子とマッコルリを供えて祈祷する。
山の神様に今年1年の無事を祈るわけだ。
こういうシキタリは、日本にも見られるものだ。
いや、全世界に見られるものであろう。
韓国の場合には、シンマニ(山ニンジンを採取する人)と言われる人たちがいて、
この人種が中心となってサンヂェをあげる。
は、そのまねごと^^。       20160320_sanjoe.jpg
まねごとではあるが、しかし しっかりと心を込めてお祈りをささげた。
この日は、この山で、収穫はなかった。
それでも気分のいい日だった。
サンヂェもささげ、山歩きをしてすっかり自然に溶け込み、
うまい空気を存分にすって、さらには邊山半島の海の幸をもいただき、
とても充実の一日だった。

セマングム・バンヂョヂェ(新萬金・防潮堤)という埋立地の堤防道路も走った。20160319_1semangum.jpg  20160319_2semangum_bench.jpg
27キロにも及ぶ巨大な規模の防潮堤道路だ。
海を見るのは、いつのときにもわたしには無上の喜び。
かもめが飛んでいた。
ところどころに休憩地があり、しばし車をとめて一息いれる。
防潮堤に突入する前の食堂で軽く昼食。
マッコルリもわすれずに飲む。地元のマッコルリをいただくとき、
これもまた楽しからずや、だ。
運転手のドンス・ヒョンはnoアルコール、残り二人がコリコリ(マッコルリの愛称)をいただく。
コリコリはうまい。
この日のコリコリは題して「チョンニョンソリ」(千年の音)。
デザインの如くデーグム(大きい横笛)の音が聞こえてきそうな味だった。^^20160319_mackorri.jpg

邊山半島は韓国の地理ではヂョンラプクド(Jeollabuk-do,全羅北道)にあたる。
全羅南・北道合わせて全羅道(ヂョンラド)は、食堂の料理のおいしさと量の多さで有名。
キムチチゲを注文したのだが、食べきれないほどの量が出された。
つきだし(メイン以外の一品料理みたいなもの)も多く、
うわさに違わず全羅道は料理がすごい。
料理好きのかたは、全羅道に行かれることを強くお勧めしたい。
なにが、どれほど、出てくるのか、わからない。
待つ楽しみで話題も弾むというもの。

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運と信仰

会話の授業があって、この日は「運というもの」というテーマだった。
お金を拾ってよかったとか、
バスには遅れるわ財布は落とすわでついてない日の話をするものあるなかで、
ある男子学生が、うちは全員がキリスト教の信者なので、
運がいいとかわるいとか言うと、即、親からバシッと叱られたという。

すべては神様の思し召しなのだから、
運がいいとか悪いとかは言うでない、と。

いやあ、驚きました。
キリスト教の家庭では、こういう教育がなされているのかと知った瞬間でもあった。

彼は「モーテ・シナン」つまり「母胎信仰」ということで、
母の胎内にあるときからの信仰という意味。
親がキリスト教信仰をもっているなかで生まれたというわけだ。
偶然というものはない、という人生観とも捉えられるか。

運がいいとか悪いとかって、信仰とは関係なく存在するんじゃないの、と
筆者には思えるのだが、あまりいじめるような質問はせず、「あ、そう」ということで
かるーくパスした。はい、次の人、行きましょうかって。

赤瀬川源平の『世の中は偶然に満ちている』と対極をなす姿勢ともいえよう。

ポイントは、たぶん、
いやあツイテるなあとかツイテねえな、と思う瞬間は彼にもあろうけど、
それを口に出しては言わない(言えない)という点であろう。

ちなみに、うちの大学は韓国でも有数のキリスト教系の大学だ。

【さようなら原発 米沢のつどい(際33回)】

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【さようなら原発 米沢のつどい(際33回)】

映画上映「小さき声のカノン ―選択する人々」(鎌仲ひとみ監督)
小さき声のカノン上映実行委員会との共催企画
上映日時:2016年3月19日(土) 
                ①10時から ②13時30分から (上映119分)
          午後の部上映後15時45分から、二人のゲスト
  向井雪子さん(チェルノブイリ子ども基金)、佐々木真理さん(未来の福島こども基金)を迎えて、
  活動報告と交流会をひらきます。

会場: 南陽市文化会館 小ホール (南陽市三間通430‐2 ☎0238-40-1222)
南陽市役所に隣接、ギネス認定の木造による世界最大のホールを有する
前売り券:1000円 当日券:1200円 

 「ミツバチの羽音と地球の回転」などのドキュメンタリーを手がけてきた鎌仲ひとみ監督が、
 放射能から子どもたちをまもる母親たちの姿を描いたものです。
 県外に避難すれば夫に、県内に留まれば子に、罪の意識を感ずる苦しみのすえ、
 福島で家族一緒に暮らすことを選択した母親たちが、全国から寄せられる野菜や米の支援を頼りに、
 母レンジャーを組んで子どもを必死にまもろうとしている。チェルノブイリ事故後ベラルーシでは、
 子どもの体内放射能を排出するために国家事業として毎年5万人の子どもたちを国外で一時保養させている。
 日本では民間の取り組みがあるのみで、国や県はまったく関心を寄せない。

               お問い合わせ先 ☎0238-21-0191 (米沢地区平和センター 担当:沼澤)

参考サイト:さようなら原発 米沢


イ・セドル、コンピュータに負ける

   20160310_sedoL.jpg 


3月10日(木)、イ・セドル9段とコンピュータ・アルファ碁との第二戦目が終了した。
イ・セドル9段の完敗。アルファ碁の完勝。
きのう3月9日につづき、アルファ碁の2連勝となった。

イ・セドルは日本の囲碁ファンもご存じのように
世界ランキングでもたぶん1位。
2015年度の「テレビ囲碁アジア選手権戦」の優勝者だ。

アルファ碁から世界第一人者に挑戦状がつきつけられたのであった。
よしきた!とうってでたはいいのだが、
きのうにひきつづききょうで2連敗となってしまった。
しかもきょうの負け方は、非常にダメージの大きいものだった。
序盤、中盤とずーっと有利そうにみえたイ・セドルが
終盤の数手で、あっという間の大逆転で負けたからだ。
テレビ解説者も、ずっとイ・セドルの碁が有利だと言っていた。
イ・セドルの負けが決定したときも、解説者はぼーっとしたまま。
なんにも言えないような状況だった。

1996年のチェスの戦いは今も覚えている。
ガスパロフとIBMのディープブルーの対戦。
96年はカスパロフが3勝1敗2引き分けで勝利したのだが、
翌1997年の対戦では、1勝2敗3引き分け。
僅差であったが「コンピュータが世界王者のカスパロフに勝利した」と報道された。
ガスパロフが頭をかかえて呻吟する絵が印象的だった。
いよいよチェスではコンピュータが人間を凌駕したかと思ったものだった。

あれから9年。
いまやコンピュータでは決して勝てないと言われていた碁の世界で
世界の第一人者が(コンピュータに)敗北を喫してしまった。
人工頭脳の進歩は恐ろしいほどの勢いである。
「恐るべし、コンピュータ」である。

イ・セドル対アルファ碁の対戦は5回行われることが決まっている。
すでに2回は終わり、イ・セドルの2連敗が決まっている。
残り3回でどう挽回できるのだろうか。
でも、きょうのアルファ碁の勢いからすると、
イ・セドルの勝ちはかなり希薄だ。
明日休んで3月12日、13日、そして15日の最終戦へと続く。

手に汗握るとは、まさにこういうことを言うのだろう。
わたしは、碁はあんまりできないけれど、
コンピュータ対人間の対戦は、興味が尽きない。

日本の将棋の世界では、一流の棋士対コンピュータの対戦って、
どのくらいまで進んでいるんだろうか。
取った駒がまた使える将棋は、碁よりもさらに複雑さが多様で
コンピュータでは、あの羽生を負かすことはできないように思えるのだが、、、。
とりあえず、韓国での世界的対戦、「イ・セドル対コンピュータ」は
イ・セドルの2連敗で進行中。 写真はOSENより。


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Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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