天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

粋なはからい

北の挑発(地雷)によって、南北が戦争になるかもしれないという憶測まで出ていたけど、
50時間近くに及ぶ「2+2会談」の結果、合意に達し、なんとか戦争の危険は免れた。
北が遺憾の意を表することで、南もそれをよしとし、
拡声器の放送をやめることにしたもの。

北が地雷を爆発させたことは、あまりにも明白なのに
ずっと、おれたちはやってない、と主張してきていた。
南の兵士は、2人が足を切断するなど大怪我をしている。

北という国は、あまりにも明白な嘘をつくので、
彼らと、まともに対応してゆくのは至難のわざだ。

日本の拉致問題にしても、今度こそ何か出してくるだろうという期待だけ持たせておいて
ちゃらんぽらん状態をつくり、結局何も出てこない。
しかもこういうことを一度ではなく、二度も三度も四度も五度も、
何度でもやってしまうずうずうしさ。

今回、南の2人の高位級幹部が、北から「遺憾」のことばだけでも引き出せたことは、
わたしにとってはほとんど「奇跡」に近いくらいに感じられる。
ずっと「やってない」と主張してきていたわけだから。

で、今回のブログで書きたいことは、会談が合意に達したということではなくて他にある。
この会談の途中、北は潜水艦を動かしてどこかに配置したり、戦車を動員したりと、
戦争を起こすぞ! みたいな態度を取りつづけていた。
南の軍隊にいる兵士のなかで、ちょうどそのころに「除隊」になる兵士がいたわけだけど、
そのなかの50人くらいの兵士が、
自国(韓国)がこんなに危険な状態になっているおり、おれたちは除隊などできない。
除隊手続きを撤回して、このまま軍隊に残り、北が戦争をふっかけてきたら
おれたちはすぐに出て行って戦う! と宣言していたという。
感動のドラマである。

こうした兵士たちの覇気に感動した韓国有数の大企業SKグループの会長が
除隊手続きを撤回した兵士らに対し、
兵役を終えたらいつでもSKグループで雇ってあげよう、と宣言したのだ。
希望すれば彼らはいつでもSKグループにはいれることになった。
SKグループだけでなく、いくつかの大企業も、いま、そのような動きになってるみたい。

命をかけて国を守ろうとするその覇気があるなら、
会社に入っても、大きな仕事をやれるだろう、というわけだ。

兵士にも感動だけど、SKグループの会長の粋なはからいにも感動である。
韓国は、いつも戦争と背中合わせで存在している。

このへん、日本とは天と地の差である。


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Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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