天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

メルス_ 6/19 現在

中央日報のブログにヂョン・サンインという人のブログがあり、
そこに掲載されていた内容を下に引用してみる。
ヂョン・サンインさんは、言論人の伊藤俊一氏と友だちのようで、
やりとりを文章にしたためています。ご紹介いたします。


♦ここから引用♦

"他人のことを干渉しようとするものではありません。
韓国を好きな一個人が残念な気持ちでたよりを伝えるのです。

韓国で中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome=MERS)
コロナウイルス(MERS-CoV)の感染が拡大していて、
日本でもこのような強毒性ウイルスに対する注意喚起が大々的に展開されています。

企業も韓国出張の自粛(自肅)などの動きが出始め、終息宣言まで期間が長くなるなら、
韓国経済に及ぼす打撃は計り知れないのです。"

いつものように韓国の状況を心配する筆者の日本の友の一人である伊藤俊一(62)さんから
送られたメールはこういう書き出しだった。 

彼は2011年東日本大震災後、放射能汚染問題で日本が世界から非難を受け、
旅行者の激減および食品の輸入禁止などの痛みを想起しつつ、
沈うつな気持ちでメールを送ってきたのだ。

"感染者108人、死者9人(6月10日現在)。隔離対象者が3000人に肉薄した。 (※)
なぜか。このような状況に達したのかよく理解ができません。
3次感染になったという事実もそうです。
1次感染は、収拾の見通しだが、今後の終息の見通しがはっきりしてなくて心配です。"

伊藤氏はマスコミ(名古屋TV愛知)出身であるため、事態を見る目が正確だ。
連日、日本のマスコミで報道するニュースのみでなく、
韓国のインターネットも随時サーフィンしており、
韓国人に劣らずリアルタイムで状況を知っていたのだ。

彼は '今回のウイルスはその名前のように中東が発祥の地でラクダを介して感染する' 
ということですが、
'なぜ韓国に特に感染者が多いのか、
韓国最大の病院で2次感染があったというのも信じられないことだ' と語る。

伊藤氏は昨年、'セウォル号'惨事のとき、
ソウル市役所前広場で開かれた追悼集会を見たことがある。
市民たちの追悼の波。同僚を失った高校生たちの深い悲しみ。
風に吹かれる黄色いリボンの共鳴、再発防止策を要求する市民たちの絶叫。
伊藤さんには、みんなが衝撃であり感動だった。

"やっぱり日本と違うんですね。
日本人たちが人を配慮する精神は強くても
このように他人の痛みを心から同情して参加する意識は弱いです。
韓国人たちは実に情が多いですね。"

伊藤氏は筆者(ヂョン・サンイン)に、やや首をかしげながら
このメルス事態について自分の考えを次のように伝えた。

"セウォル号惨事を教訓に、危機管理システムを即時稼動していなかったのでしょうか。
ダイナミック・コリアが危機の度に足踏みしているようです。理解できません。"

彼は今回、韓国政府で取っている措置が「'遅まき対応'という印象をぬぐえない」と語る。
そして、日本にメルスウイルスに対するノウハウ提供を要請しないことも「残念なことだ」とした。

彼は、一部の逸脱した市民意識も指摘した。

"隔離対象者と思われる人がゴルフしに出かけたり、個人的な集まりに出かけて
町全体が封鎖される事態も日本で報道されています。
このようになれば、政府の責任に轉嫁できないですよね"

そうだ。
あまりにも楽天的なのだろう。
われわれ韓国人が捨てることのできない慢性的な弊害「ケンチャナヨ(大丈夫です)」文化が
凄まじい結果を招きかねない。
日本人たちは、このような逸脱した市民意識に問題があると考えている。

"歴史認識など鬱鬱たる一つの考えだけにとらわれて、
隣国との善隣友好関係がどんどん悪化しているのではないですか?"

伊藤氏は、"グローバル時代に隣国同士での批判的消耗戦は何の意味もない"とした。
 
過去史とは別に、お互いが知恵を集めて
次世代に向けた発展に邁進しなければならない時期というのだ。
彼は"未来は国民を守る優先順位(priority)'No1'だ"と語る。

伊藤氏は、韓国ドラマ<冬のソナタ>の大成功し、一気に韓国のエンターテインメントが
世界を特に日本社会を席巻した事例を挙げた。

"ドラマはもちろん、音楽・ダンスなど多様な分野での交流が活発になって
日本から韓国を訪れる観光客が年間300万人を超えたのも、わずか数年前のことだ"とし、
 
ところが、
"新宿の韓国食堂街には日本人の足が遠のいており、韓国の人々を遠ざけている様子が
うかがえる"と耳打ちした。メルスのせいで、考えのギャップがさらに大きくなったというのだ。

伊藤俊一氏はさらに、一言付け加えた。

"双方の国がなぜいけないか?" ではなく、
"どうすれば相互の相乗効果をもたらす政治をしうるか。"
"どうすれば、経済・産業的な側面で効果を見いだせるだろうか?"

という好調・互恵の精神をもとに
両国が繁栄できるような方向で考えを変えなければならない時期だと釘を刺した。

韓国が好きで、両国間の友好増進に力を注ぐ日本のマスコミ人の友情のこもった考えを整理してみた。
われわれ双方、みんなで衆智を集めて答えを求めるべきであろう。

0619 soju ito  韓国の焼酎とマッコリを味わう伊藤俊一氏

参考サイト:中央日報のヂョン・サンイン ブログ

♦ここまで引用♦

 (※)
6月19日午前6時現在は、
感染者166人、死者24人。隔離対象者が5930人、完治30人。

メルスは拡大の一途をたどるばかりだが、
そのなかでも完治して退院する人(現在30人)もいたりと、
収束の方向も見えつつある。
韓国政府は6月末までにはなんとか終息させるといっている。
どうなることやら。心配ではあるが、自分の体は自分の免疫力で守るしかない。
免疫力を養う生活をして、この危険な時期を無事に乗り越えようと思っている。
でも、日本あたりで報道されているよりは、
こちらの現実のほうが、たぶん、楽観的であろうかと思う。^^
日本の皆様もあんまり神経質にならなくてもいいかと思います。
ただしこの時期、旅行でこっちにいらっしゃるなんてのは、
避けたほうがいいのはいうまでもありません。

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Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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