天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

鼻クンクン _ 学生エッセイ0036

韓国の若者、大学生がどんな文章を書くのか。
学生エッセイシリーズは、韓国の日本語学科の学生らが書いた文章を紹介するコーナーです。
今回はその36回目で、女子学生CSJさんの作品です。
(違和感のある部分は、ブログ管理者が適当に直してます。)


<鼻クンクン >

  私の趣味は、色々な香りの香水を集めることだ。実は香水だけではなく、多数の消臭剤、アロマキャンドル、ボディーミスト、ヘアーミスト、衣類用フレグランス、柔軟剤等、数え切れないくらい持っている。他の国へ旅行に行って一番最初に寄るコーナーは、洗濯コーナーかドラックスストアである。香水が好きで女らしくていいね~とよく思われるかも知れないが、そうでもない。鼻が敏感で、少しでも嫌な匂いがすると、その場から逃げたくなるのだ。たとえば、雨の日の電車の中や掃除をしていないクーラーの匂いなど、自分なりには我慢できない匂いがたくさんある。とくに焼肉の後の家の中は本当に辛い。また、みんなはやりすぎだと言うけど、旅行するとき必ずホテルの布団や枕、シート、部屋の空気、トイレなどをいい香りにしておかなければ気がすまなくて、いつもキャリーバックに入っている専用の消臭剤も持参しているから、私のこのような様子を始めてみた人は驚くか、あるいは、ひかれるかも知れない。
  しかし、良いことも勿論ある。料理が腐っているのかどうかを判別できるし、また友達に似合いそうな香水を選んであげたこともあり、役に立てたと思う。そして、日本で交換留学で一人暮らしをした時も、どこかで嫌なにおいがするが原因がわからない、そんなときは犬みたいにクンクンと匂いを嗅いで追跡していった。すると、嫌な匂いは便器の後ろの水の入っているタンクであることがわかった。それが分かってからはすぐ処置をして、やっと女の子の部屋のようにできたことを思い出す。将来の夢としては、ニューヨークに行って本場のキャンドルや韓国では手に入らない香水を直接集めてみたいと思う。

山形弁

わたしの出身は山形県。
そして米沢市。さらに「スモモヤマ」という地名。
スモモヤマ。わたくしにとっては誇り高いこの地名ですが、
考えようによっちゃ、田舎の中のさらにド田舎だべ。

ダニエル・カールというアメリカ人がいますね、0703Daniel.jpg

みなさんよくご存じかと思います。
彼が有名になるころ私はこちら韓国にきてましたので、彼のことはインターネットでしか知りません。

でも、おもしろい人ですね。
山形弁もわたしよりもたっしゃで、すごいと思います。
高校のころから日本に来て、日本のことがシンから好きなんですね。
日本語をマスターして、「さあ、なんでもござれ。どんな日本語も聞き取れるんだよ」と自信満々でいたところ、
あるとき彼に話しかけてくる人があり、
耳を傾けてみるに、日本語は日本語なんだけど、
なんと言ってるのかまったくわからない。
「なんだこれは?」
と思い聞いてみるとそれは山形の人のことばだった。
このことばをマスターしようとして山形に住み着いたというエピソードがあるみたいです。
奥さんもたぶんですけど、山形の女性(ひと)だと思います。


われわれ、本当の出身者は、世の中に出て、山形弁で話すということは、
実際上、ほとんどできません。まず恥ずかしさが先に立ちますので。

なんでなんですかね。
同じ方言でも、大阪弁や京都弁は堂々とできるのに、東北弁はちょっとできない。
九州弁はできるのに、東北弁はできない。

静岡とか茨城あたりの方言もちょっとできない部類にはいるのかな。
やはり京都にみやこがあったころのなごりなのかしらん。
京のちかく、またその西のほうの方言は、都であるから恥ずかしさがないという
誰決めたともつかない固定観念ができあがったということなんでしょうか。
その点、蝦夷地でしたからね、ここ東北の地は。
(蝦夷はしかしながらだんだん脚光を浴びてきている面もあるみたいですよね。)

いちおうは日本語教師の端くれとしてこちらの大学の教壇に立つものとして、わたくし、
山形弁で講義をするわけにもいかなくて、
しょうがなく、(たぶん)ちょっと変な標準語でしゃべることになるわけです。

ダニエル・カール氏のように、堂々と山形弁でやりたいのですが、できません。
それで、さらに彼を応援したい気持ちが沸いてきてしまうわけです。

ダニエル、がんばれ。
山形弁はそれがしにまかせだがらな。


ダニエル・カール氏 youtube:
http://www.youtube.com/watch?v=gJ1pFjseaKk
「どうもす、おばんです、ダニエル・カールです」という挨拶の部分そのものからが「なまって」ますよね。
いいです。完璧な山形弁だべ。感動です。ぜひ見てください^^。
上の写真はyoutubeのものです。


「宮崎駿」について _ 学生エッセイ0035

韓国の若者、大学生がどんな文章を書くのか。
学生エッセイシリーズは、韓国の日本語学科の学生らが書いた文章を紹介するコーナーです。
今回はその35回目で、女子学生CSJさんの作品です。
(違和感のある部分は、ブログ管理者が適当に直してます。)


<「宮崎駿」について>

宮崎駿はスタジオジブリの映画監督だ。
私は子供の頃「未来少年コナン」を通して彼の存在を知った。
韓国でも宮崎駿は有名なので、ジブリの映画に彼の名前さえあればすごく人気が出た。
子供の頃はただトトロが可愛いと思っただけの私だが、
大人になって彼の作品には「人間のエゴイズム」というものが描かれているのではないかと考えはじめた。

難しい話になるが、少しそれについて語ってみたい。
具体例として彼の映画を引き合いに出してみると「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」、
そして「千と千尋の神隠し」などがある。

ジブリの作品の中で私の一番好きな作品でもある「風の谷のナウシカ」という映画では、
王蟲(おうむ)を絶滅させるために、新たな兵器を開発し続ける人間の姿と、
それに抗い、人間への反撃を繰り返す王蟲の様子が対照的に描かれている。

映画の設定上、王蟲は自分たちが危害を加えられなければ人間に何をするわけでもないため、
より一層人間のエゴイズムというものが強調されているように思えてならない。
「ナウシカ」は、自然への尊敬の念を忘れてはいけないという、メッセージ性の高い作品であるように思える。

このように宮崎駿の手掛けた映画では、純粋な映画としての面白さだけでなく、
その陰にはレベルの高いメッセージが隠れている。

そんな彼のことが好きな私は、引退の宣言の撤回を望んでやまない。


« 新しい日記に行く  | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

韓流 (91)
学生エッセイ (79)
ランの窓 (2)
心と体 (12)
韓国のジョーク (4)
ふるさと (52)
詩 (12)
釜山さむらい (6)
数学 (9)
サッカー (11)
筆者のエッセイ (28)
未分類 (30)

カレンダー

06 | 2014/07 | 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索メニュー

RSS リンクの表示

リンク

이 블로그 링크에 추가하기

ブロとも申請フォーム

블로그친구신청

FC2Ad

Template by たけやん

動画ランキング