天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

空の星を取る

隕石にまつわるお話です。
空から降ってきた隕石。はじめは「爆弾じゃないか」と思って、怖かったともいいます。

KBSのニュースから。

♦ここから引用♦
<アンカーコメント>
水原(スウォン)や慶尚南道晋州(ヂンジュ)などで相次いで隕石と見える物体が発見され、
隕石に対する関心が高まっています。
経済的価値もとてつもないという推測があり、
隕石ハンターまで登場したそうです。

<記者のメント>
はい、最終調査までは時間がもっとかかるが、
専門家たちは90%以上隕石と見ています。
韓国で隕石が発見されたのは71年ぶりなのです。
こんなに貴重な物質だから、その経済的価値を巡り様々な推測が絶えません。
一部ではロット隕石という言葉まで生まれています。

<レポート>
3月9日午後8時ごろ。
真っ暗な夜を明るく照らし、空から火の玉が落ちました。
京畿道の水原(スウォン)と忠清北道、慶尚南道など全国各地で目撃されたこの光は、
流星であることが判明しました。

<インタビュー>
  ビョン・ヨンイク教授/ 延世大学天文宇宙学科:
「流星は私たちが流れ星と言います。宇宙物体が地球と衝突をして大気圏を通過する時、
周りの空気で燃える現象なんです。ほとんどの場合は、
その宇宙物体は宇宙空間大気の中で焼けてしまいますが、
ある場合には、地上まで落下する場合があります。
その結果地表面において発見された鉱物を私たちは隕石と言います。」

暗い夜を明るく照らした流星の痕跡は翌日に発見されます。


3月10日、慶尚南道晋州市大谷面。
ここの住民たちも昨夜不思議な経験をしたと話します。

<録画>
  村の住民:
 「あの山のあそこで火の玉が過ぎていったの。3回くらい。
      四つ目は飛行機の音のようなして、、、。」

住民たちが空から火のかたまりを目撃した翌日。
早朝パプリカのビニールハウスに入ったカン・ウォンギさんは
鉄筋の支えが曲がったり天井のビニールが破れているのを見て大いに驚きました。

<インタビュー>
   カン・ウォンギ (最初の隕石発見者):
「朝に7時半ぐらいなってハウスに入ってみると、パイプが曲がっていて、
    泥棒が入ったのかなと思いました。(石が)空から落ちたようで。
    ハウスの天井に穴が空いていて。」

ビニールハウスの床にはサッカーボールほどの大きさの穴が掘られており、
その中には表面が黒い物体がめり込んでいました。

<インタビュー>
  カン・ウォンギ(最初の隕石発見者):
「いやあ、怖かったです、最初は。それで村人達に言いました。 
     めり込んだ跡は、砲弾跡のようだが…。」と。                        0315unseok.jpg

砲弾と考えて軍部隊に連絡までしたカン氏。
しかし、砲弾ではなくただの石の塊であることが分かるりました。
普段見たこともない姿の石の塊にびっくりした家族。
1日前、付近で流星が目撃されたという話を聞いて、
もしかしたら、という気持ちで成分分析を依頼しました。
そうしたら、、、。

<録画>
  チェ・ビョンガク教授/ソウル大学地球科学教育科:
 「とても可能性が高く、おそらく99%は隕石だと思います。」

この石は、莫大な値打ちを持った隕石である確率が高かったのです。
最大直径18cm、重さ9.3kgのこの岩石を調査した極地研究所は、3月11日、
1次鑑定した結果から隕石に間違いないという意見を出しました。
隕石の判定は鉄の含有量で決定されます。

<インタビュー> 
  李鍾益(イ・ジョンイク博士/ 極地研究所):
  「(岩石から)普通の地球の岩石から出る数値の約100倍に相当する数値が出てきました。
     これらは隕石によく出る数値なんです。ほとんど99%  'これは隕石だ'
     そう判断をするようになりました。」

韓国で隕石が発見されたのは71年ぶりのこと。
まだ最終判定までは時間がかかるものの、
この石が持つ学術的な価値は非常に高いだろうということです。

KBS  http://news.kbs.co.kr/news/NewsView.do?SEARCH_NEWS_CODE=2826170&ref=A

♦ここまで引用♦


ということで、このところ、韓国では隕石にまつわる話で盛り上がっています。
隕石の場合、1グラムが100万ウォンもすることもあるそうです。
9キロならいくら? 100万×9000=90億ウォン=9億円ほど。
なので、慶尚南道晋州(ヂンジュ)などでは、
隕石ラッシュというような様相まで呈しているとか。
周辺住民はかなり迷惑を被っているようです。
田舎の静かな生活が早くまた元通りになるといいですね。



韓国に、「하늘의 별 따기」(ハヌレ ビョルタギ)ということばがあります。
空の星を取る」ということで、「不可能」を意味する言い回しです。

カン・ウォンギ氏は、この「ハヌレ ビョルタギ」を、文字通り実現してしまいました。
他の人が憧れるのは、当然かもしれません。
多分に、韓国での「隕石拾い」に対する情熱は、
この諺のなせる業なのかもしれません。



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treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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