天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

南北離散家族再会

わたしたち日本人には、あまりピンと来ないかもしれません。
肉親と離ればなれになって暮らしたりした経験がないからです。

北朝鮮の拉致された方々のご家族のお気持ちは、
ちょうどこのニュースにあるようなお気持ちではないかと想像します。

韓半島は、北と南に分断されています。
1950年6月25日の「ユギオ」(朝鮮戦争)の結果、
南と北に分かれてしまうことになりました。

そのとき、離ればなれになった家族、親子、兄弟、親戚などなど。
60年以上が過ぎてもまだ南と北が統一できずにいます。

分かれた人々が再会する(韓国語では「相逢」(サンボン)と言う)行事が
これまでにも何度も行なわれてきましたが、

離ればなれになっている人々の数%に過ぎません。
時間がだんだんなくなってきています。

今回も100カップルの再会(相逢)が予定されていましたが、
死亡や不調などの理由により82カップルだけが再会できました。
祝福すると同時に、こんな少ない数だけやっていては
何年、何十年やってもおわらない。

1年に数千カップルやっても、何年もかかるそうです。
急がれています。

南と北が、なんらかのスピードアップの対策を立てるのではないかと思われますが、
ぜひ効果的な対策を期待したいところです。

以下、KBSニュースからです。

♦ここから引用♦
<アンカーコメント>

3年4ヵ月ぶりに南北離散家族たちが再会しました。
今日のKBS9時のニュースは、離散家族再会特集ニュースでお伝えします。
以前お伝えしたように、金剛山(クムガンサン)再会場は、文字通り涙の海でした。
夢にまで見た家族たちとの再会。その表情をまず、キム・ソンジュ記者がお伝えいたします。

<レポート>
 
0221sangbong.jpg
花のような年ごろに別れた後、おばあさんになって初めて会った姉妹たち。 
車椅子に乗ってきた上のお姉さんを見て北側の妹は嗚咽します。

<録画>"お姉さん! こんな車椅子に乗ってくる姿を見るなんて"
夢にまで見た妹と生きて会えるようになったイ・ヨンシルおばあさん。
なぜもっと早く会えなかったのか...ただ涙を流すだけです。

お姉さんを残して親と一緒に避難してきたキム・ミョンボクさん。
60余年ぶりにお姉さんと会って一番最初に伝えなければならなかった消息は、両親の死亡です。

<インタビュー>"10年前に死亡したの"。"はい、10年前に亡くなりました"。

90歳を過ぎた父のお供をして再会場を訪ねた朴さんの目もしっとりとぬれていきます。
初めて会う北のおじさんだが、血肉の情が引っ張りあうのは仕方がないです。

<録画>"今まで60年間一度も欠かさず(おじさんの)誕生日祝いの料理を作ってきたのが父です"。
1次再会事業初日の今日は、韓国側離散家族82人と、北朝鮮側離散家族178人が2度会い、
血肉の情を交わしました。

離散家族たちは明後日まで2日間さらに4回再会することになります。

典拠:(KBS http://news.kbs.co.kr/news/NewsView.do?SEARCH_PAGE_NO=&SEARCH_NEWS_CODE=2812984)

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みみをすます(5) _ 谷川俊太郎の詩(5/5)

みみをすます
みちばたの
いしころに
みみをすます
かすかにうなる
コンピューターに
みみをすます
くちごもる
となりのひとに
みみをすます
どこかでギターのつまびき
どこかでさらがわれる
どこかであいうえお
ざわめきのそこの
いまに
みみをすます

みみをすます
きょうへとながれこむ
あしたの
まだきこえない
おがわのせせらぎに
みみをすます

**********************************************

以上で5日にわたりアップしてきた谷川俊太郎作「みみをすます」を終わります。

きょうの5回目では、

「ざわめきのそこの
いまに
みみをすます」

の部分に俊太郎独特の言い回しを見て取りました。
「ざわめきのそこの いまに みみをすます」

これは詩人独特の文法です。おそれいりました。おもしろいです。

さて、
詩をこのように分けてアップするのはどうかと思いますが、
このブログは詩集ではないのでお許しのほど。

「みみをすます」。
この発音をするだけでも詩ですよね。
すばらしいことばです、「みみをすます」。

わたしたちは、自分の体にみみをすまし、足もとの雑草にみみをすまし、
流れる雲にみみをすまし、山の向こうにみみをすまし、
水に空気に雪に氷に
みみをすまして生きていきたいものです。

「みみをすます」全体を通してカタカナは、

ハイヒール、モカシン、プランクトン、コンピューター、ギター

の5つが使われています。
「ああめん」「おるがん」などはカタカナが普通ですが、あえてひらがなで書いてます。
このあたりの深いニュアンスは、俊太郎本人に確認してみたいところです。

カタカナを全く使わないで全部ひらがなで書いてもよかったのではないかと
わたしには思われるんですが、
なぜこの5つはカタカナで書いたんでしょうか?
不思議です。


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treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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