天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

みみをすます(1) _ 谷川俊太郎の詩(1/5)

谷川俊太郎の詩に「みみをすます」というすばらしい詩がありまして、
ご紹介いたします。
有名な詩ですので皆さんすでにご存じかと思います。
長いので5回に分けてアップします。お楽しみ下さい。
韓国とは直接関係ありませんが、こういうものもこのブログではありです。

「みみをすます」というこの表現自体が詩ですよね。
この「みみをすます」という表現は日本語以外のことばにはあまりないようです。

「耳を傾ける」というくらいの表現は韓国語にもあるし、英語にもあるみたいですが、
「みみをすます」という表現が直ではないようなんですね。
これは非常におもしろい現象だと思います。
日本語の繊細さというか微妙さというか、ディリカシー溢れる日本語のオリジナリティーが
明々と見られるところです。

「みみをすます」の中に、
静謐な中にも動を求める姿勢、あるいは大聖堂の中で一人手を合わせる姿。
そんなイメージが、わたしには感じられます。

皆さんのイメージ、印象はいかがでしょうか。
5回に分けてアップします。お楽しみいただけるかと思います。



「みみをすます」       谷川俊太郎

みみをすます
きのうのあまだれに
みみをすます

みみをすます
いつから
つづいてきたともしれぬ
ひとびとの
あしおとに
みみをすます
めをつむり
みみをすます

ハイヒールのこつこつ
ながぐつのどたどた
ぽっくりのぽくぽく
みみをすます
ほうばのからんころん
あみあげのざっくざっく
ぞうりのぺたぺた
みみをすます
わらぐつのさくさく
きぐつのことこと
モカシンのすたすた
わらじのてくてく
そうして
はだしのひたひた・・・・・
にまじる
へびのするする
このはのかさこそ
きえかかる
ひのくすぶり
くらやみのおくの
みみなり


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treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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