天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

春がやってくるのか。

20180403_yeonapnews 김정은  
                                                                                                                          聨合ニュースより

チョ・ヨンピルやレッドベルベット(Red Velvet)など、韓国の有名歌手ら200人近くが訪朝し
4月2日に1回目の公演を行い、今日3日に2回目の公演を行なう予定だ。
2日の公演には金正恩夫妻も観覧し、公演の最後に歌手らと写真も撮った。
金正恩が2列目に並んで写真を撮るのは、異例のことという。彼は常に1列目のど真ん中を占める。
歌手らと親しげに握手をかわし、「ありがとうございます(カmサハmニダ)」と言ったという。

文在寅政府発足から三か月後の2017年8月、北朝鮮はソウルを火の海にすると脅迫した。
秋には核実験とミサイル発射を続けざまに行ない、いつ戦争が起こっても常にスタンバイの状態だった。

一体何が北朝鮮をこのように劇的に変えたのだろうか。
朝鮮日報に一つの答えが出ていた。

北朝鮮サッカー代表チームのアンデルセン監督が最近、
「経済的状況」を理由に辞任するという意向を明らかにしたというのだ。
2016年5月から北朝鮮のサッカーチームを率いてきたアンデルセン監督は、
インタビューで「北朝鮮の経済的状況が良くないのでこれ以上とどまることは困難」と語った。
 
ロイター通信は、アンデルセン監督が北朝鮮を離れる理由として、
国際社会の対北朝鮮制裁が北朝鮮スポーツにまで影響を及ぼしたためと分析した。

金正恩は、サッカーマニアとされているが、外国人監督を正当に待遇できないくらい大変な状況だということだ。
昨年東アジアサッカー大会に参加した北朝鮮チームは、制裁ゆえに賞金をもらえなかったのはもちろん、
帰国プレゼント一つ買うこともできなかった。

韓国鉱物資源公社によると、昨年、北朝鮮の対中鉱産物輸出額は6億4000万ドルで2016年に比べて56%減少した。
中国からの石油輸入も多くの制限を受けている。
今の南北融和ムードの中でも国連安保理は北朝鮮船舶27隻を含む、計49個のリストを対北朝鮮制裁リストに追加した。

ソウルを火の海にするとか、核1発で南を叩き潰すなどという暴力団のような表現ばかりしていた北朝鮮が、
そういった荒っぽいことばをしまいこみ、微笑攻勢を見せるようにさせたのがまさに、このような徹底した圧力ゆえだ。

北朝鮮が自ら口に出した非核化を実際の行動に移すようにするパワーも、こういう一連の制裁以外にない。
これから南と北との間でどんなことがあるか誰にも分からない。
しかし制裁さえぶれることなくやっていけば、北朝鮮の核は無くすことができる。

朝鮮日報の記事はだいたい上のようなものだ。
経済制裁がこれだけのパワーを発揮するものなのだろうか。たぶんそうなんだろう。
しかし筆者は、これだけではないようにも考えている。
ルーマニアのニコラエ・チャウシェスクが、1989年の12月にルーマニア革命の中で
革命軍の手によって妻とともに公開処刑された事件があった。
現代における衝撃的な事件として記憶にとどめている方は多いと思う。
独裁者として思うがままの生活をしてきた人間だ。
1971年には、北朝鮮に来て金日成とも会っている。
北朝鮮とはあながち縁のない人間ではなかった。

北で暴動が起こったら、まちがいなく第二のチャウシェスクになることは必定だ。
民衆たちもだんだんいろんなことをわかるようになってきている。
金もないから、民衆たちにええかっこもできない。
一旦どっかでほころびが見えたら、その時が最期のときだ。

金正恩は、非常にクールな部分もあるもののようだ。
英語、ドイツ語など外国語もネイティブレベルで数か国語操るほどの頭脳を持っているらしい。
そのクールさが、このままいったらやばいと思わせたのかもしれない。


アメリカの攻撃でイラクのように潰されるか、
民衆の蜂起により第二のチャウシェスクになるか。


南や米国に向けて核をぶっぱなしたとしても、自滅することはわかりきっている。
死をかけて最後の瞬間までやってやるべ、とは考えていないということなのだろう。幸いなるかな。

4月末の南北首脳会談、そして5月の米朝首脳会談と
朝鮮半島だけに限らず地球の運命をも左右するような重要な流れが待っている。

奇しくも今回の歌手たちの平壌公演のテーマは、「春がくる」(ポミオンダ)である。
半島に春が来るのだろうか。


20180402 red velbet
  朝鮮日報より

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奇跡が起こった

サルダサルダ イロン キヂョクト イックナ(韓国語)。(生きているとこんな奇跡もあるもんなんだねえ!)

3月9日(金)、
トランプと金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長との対話が5月にも開かれる見通しとなった。
場所をどこにするかはまだ決まっていないけれど、
1週間前までは、こんな状況を誰がわかっていただろうか。
「体制さえ保障してくれるなら非核化にもっていくことは可能だ(金正恩 言)などのメッセージを
南の特使がもってきたが、ほとんどの人はそれほど真に受けて信じることはなかった。
筆者にしても、また金正恩のやつ、いいかげんなことを言ってるんじゃないのかと
半信半疑というよりは、70%は体裁のいい嘘だと思っていた。

ところがどうだ。
なんとトランプと金正恩の対話が5月に開かれることが決まった。
日本言論のトーンは、全体的に「支持しない」だの「信じられない」だの「もっと圧迫が必要」だのと、
おしなべてマイナストーンだ。
韓国の野党保守の自由韓国党も、米北首脳会談合意は支持するが、
これまでも同じ様な状況まで来て、結局首脳会談はご破算になってしまった例がある。

どうなるのかは最後まで見てみないとわからない、など
とにかくこの奇跡のような状況に難癖をつけたくてたまらないといった感じだが、
実際にはものすごいことになっているのだ。
「トランプ大統領と金正恩委員長が会えば、朝鮮半島の完全な非核化は本格的な軌道に乗る」ということじゃないか。
5月の米北首脳会談の成功をみてからでないと
はっきりしたことはいえないが、
今の状況を額面どおりに受け入れるなら、
筆者が韓国に来て以来の超弩級の奇跡だ。
これで4月戦争説は、完全に(たぶん)払拭された格好だ。
副島氏の「予言」は見事にはずれてくれたわけだ。
おめでとう副島さん。

人間の誇り

nao_20180221 2

2月18日、平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルをとった小平奈緒(31、相沢病院)。
記録は36秒94の五輪新記録。
14組で滑った奈緒のすぐ次の15組に韓国のイ・サンファ(李相花)が滑った。
オリンピック記録をマークしたんだから、やいのやいのと騒ぎたい気分だったろうけれど、
奈緒は静かに!というジェスチャーをして会場をしーんとさせた。
次に控えているイ・サンファに対する最大の配慮だった。

そして圧巻は、サンファが滑り終えて泣き崩れるところに寄り添ってゆき
ことばを掛けてあげた上の場面。

サッカーの長友も、
「アスリートとしてではなく、1人の人間として、誇り、情熱、尊敬すべてが入り混じったシーンだった」
「あんな行動なかなかできないよ」と称賛。

やっぱ、あんな行動って、普通の人にはできないよな。
それも、みんな見てくれっていう下心でやってるのではなく、
純真な、なんの汚れもない天真爛漫の気持ちで寄り添う。
イギリスのプレミアリーグなどを見ていると、
勝っても負けても試合後はお互いに抱擁したり肩叩いたりしているような絵をときどきみるようだったので、
相手を慰めたりするのは結構簡単なノリでできちゃうのかな、なんて思っていたけれど、
そうでもなかったんだ。
やっぱり、あの奈緒の行動は、絶品に値するものだったんだ。

あんまりよいしょするのはよくないのだけれど、
奈緒は日本の宝、日本の誇りだ。

こんな人がいてくれて、ありがとう。これからも元気で世界記録に挑戦していってほしい。

ダンナ

帰りが遅いと心配で...
そばにいると、もどかしく...

家に着くや否や寝たら寂しく...
横になってゴロゴロしているといらいらし...

話しかけられると面倒で...
話しかけてくれないと気分が悪い...

横になっていると、出て行けと言いたいし...
出かけていれば、気になり...

遅く帰ると頭にくるし...
早く帰れば訳もなくむかつく...

とても不思議で
とてもミステリーな存在...ダンナ!                                            ゴ・ギュユン



ダンナ(남편、ナンピョン)という詩だ。
作家はゴ・ギュユンという人。発音がちょっとしにくいかもしれない。(漢字の綴りはわからない。)

男尊女卑の儒教的思想の強いお国柄だったけど、
最近の韓国は、かなり様変わりしている。
ダンナの居場所がなくなっているような。

でも、名節(お正月とか秋夕)のときは、まだまだ女性たちの苦しい時だ。
あしたから韓国のお正月(ソル)がはじまるけど、
テレビなどでは毎日、オリンピック放送の合間をぬって、
シジp(ダンナの実家)やシオモニ(姑)の話題で持ちきりだ。

「シジp」というのは、シジプと書いてもいいのだが、シジpという綴りのほうが原音に近いので
こんなふうに書いた。

「シジp」の「シ」というのは、媤という漢字の語で、「夫の実家」の意である。
日本では使っていない漢字の語だ。
韓国語の発音が媤=シ。
シオモニの「シ」も勿論この媤。オモニは母の意。つまりシオモニは夫の母=義理の母の義となる。
韓国では、とにかくこの「シ」が嫌いだというフレーズがある。
「シ」のついたものはなんでも嫌い!っていう。

結婚した女性にとっては、この媤は、大きなストレスとなる概念である。
この点、日本はそれほどではないはず。
夫婦によってはシオモニと嫁さん(ミョヌリ)との葛藤が厳しい家庭もあるかもしれないけれど、
韓国のそれに比べたら「へ」でもないと思われる。

嫁さんに対して「毎朝、電話しないさい」というシオモニが日本にいるだろうか。
何の電話? 
ご挨拶の電話だ。
内容なんかはどうでもいい。とにかく「今日もお元気ですか」という電話だ。
しかもこういう家柄は韓国では今でもけっこう多いみたいだ。

シオモニvs嫁さんというのは、女vs女ということで
それでなくてさえできれば声も聞きたくないというのが本音ではないだろうか。
それを毎朝電話せよ、だって?
いくら文化とはいえ、こういうのはできればなくなってほしい文化だと
男のわたしでも思う。

成人した息子を独立した人格として認めるなら、こういう現象は起こらないはずなのだけれど。
いつまでたっても息子は自分の所有物、と考えているから
その奥さんに対しても、自分勝手になんでも言ってもいいし、やってもいいと考えるような。
ことに娘をもつ親としては、こういう文化はできれば早晩なくなってほしいものだ。




(詩の原文)

늦으면 궁금하고...
옆에 있으면 답답하고...

오자마자 자면 섭섭하고...
누워서 뒹굴거리면 짜증나고...

말 걸면 귀찮고...
말 안 걸면 기분 나쁘고...
 
누워 있으면 나가라고 하고 싶고...
나가 있으면 신경 쓰이고...

늦게 들어오면 열 받고...
일찍 오면 괜히 불편하고...아주 이상하고
무척 미스테리한 존재... 남편!



- 고규윤 - 
                        출처: http://helenaclinic-gangnam.tistory.com/893

平昌五輪 開幕


PYH20180205 Olmp 

ソウルオリンピック(1988年)からちょうど30年後にあたる今年2018年2月9日、
韓国の平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピックが開かれる。開幕はきょう2月9日(金)の午後8時。
2月25日(日)までの17日間熱戦が繰り広げられる。

平昌は韓国の東北部にある江原道にある郡である。
山間の町で人口は43700人ほどの小さな町だ。ここに世界92か国から2920人の選手がやってくる。
最大規模は米国。
米国オリンピック委員会(USOC)は平昌冬季五輪に242人(男子135人、女子107人)の選手を派遣する
予定。2014年ソチ五輪(222人)に比べて20人多い。歴代の冬季五輪に参加したどこの国の選手団より
も多いということだ。

日本もソチ五輪選手団(113人)より10人多い123人の選手を派遣する。
1998年の長野大会(166人)に比べると少ないが、過去2番目に多い。日本は今大会で9個以上の
メダル獲得を目標にしている。


国家的なドーピング波紋のため個人の資格で出場するロシア選手は169人。
ロシアの国旗と国歌はもちろん、ロシアという国名も使用できない。「ロシア出身選手」(OAR)という名称
を使う。また、今大会にはナイジェリアやエリトリアなどが初めて冬季五輪に出場する。

開催国の韓国は、145人の選手が出場する。
スピードスケートなど一部の種目で調整される可能性があるが、歴代最大規模となるのは確実だ。
ソチ大会には71人が出場した。北朝鮮からは南北合同チームを結成したアイスホッケー12人や
フィギュアスケートなど5つの種目22人が参加する見込みだ。

こちらでの話題はなんといっても女子アイスホッケーで、北と南の合同チームが誕生したこと。
若い世代を中心に韓国の多くの人が反対していた(80%以上が反対)が、
いっしょに練習する姿や北朝鮮選手の誕生パーティの画像などが流れた今は、反対するムードはかなり
静まったようだ。やることになったからには、一生懸命練習してがんばれよということであろう。

合同チームとも関連して、開会式のときに韓半島旗(統一旗)という水色の旗を北と南の選手が
いっしょに掲げて入場することになった。
北と南の融和の雰囲気を醸し出そうというわけだが、
韓国の野党からは「ピョンチャン(平昌)五輪じゃなくて、ピョンヤン(平壤)五輪」をやろうとしているのかと
いった野次がとんだりもした。
これは、合同チームを作ったり、韓半島旗で入場したりということのほかに、
あまりにも北の言いなりになる現韓国政府与党のやり方を批判する意味合いもあった。
腫れ物にさわるような態度で接していることに嫌気が差したのであろうけれど、
韓国の与党としてはそれもせんかたなしといったところだ。

チケットの売れ行きも心配されたけれど、ほとんどは売り切れみたいだ。
日本人の友人(会長の秘書)の話によると、男子フィギュアを見ようとチケットを買おうとしたら、
プレミアムがついて1枚25万円という途方も無い価格。それも韓国内では1枚もなくて日本でなら、
この価格ということ。しかしすぐ買えとの指示。30枚ほどを即決で買ったそうだ。
たぶんその会長の関係者が選手としてでているのであろう。

開会式はいよいよ今日2月9日(金)の午後8時だ。今年はいつになく寒い韓国。
先日は筆者の住んでいる天安でも最低気温がマイナス20.9度を記録した。
平昌はここよりはずっと寒いのでそのときはマイナス22度か23度くらいだったかと思う。
今日9日はきのうまでと比べてかなり気温が上がり、夜8時の予想はマイナス5度くらいだ。

開閉会式場は開放型構造なので、観覧客は寒さにそのまま露出するほかはないけれど、
ホッカイロみたいな暖を取る何らかの品が準備さえていれば、
これくらい気温ならまあ、なんとか問題なく楽しめそうである。

北朝鮮の軍事パレードが2月8日、開会式の前日に平壤で開かれた。
本来は4月にあったものを、今年は2月8日と決めたらしい。
大向こうを威嚇する軍事パレードを「観覧」したあとの五輪開会式。
気分のいい韓国人は一人もいないが、アメリカの強気の姿勢に若干けおされたのか、
去年は3時間やったのに今年は1時間とちょっとくらいで終わったという。
新型ミサイルなどの行進も予想よりははるかに少なく「ミニ行進」といった感じだったみたいだ。

平昌五輪後の行方(北朝鮮問題)がかなり気になるところではあるけれど、
なにはともあれ開催までこぎつけたことをお祝いし、17日間の熱戦の成功を祈る。

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プロフィール

treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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