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天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

徴用工裁判は日本の最高裁の判断が基礎になっている

安部が韓国への半導体輸出規制処置を出してから、韓国内では日本製品不買運動が激しさを増している。
1人デモといって、一人で大使館などの前に立ってプラカードを掲げながらデモをしている人らがいるし、
デパートでは「うちは日本製品をおいておりません」というステッカーを貼って日本製品除外運動をくりひろげるところなど
日増しに日本タタキ、日本製品タタキがそのレベルを高めている。
今は日本製品タタキだけれども、もちろんその中心にはアンチ日本という気持ちががっちりとすくっているわけだ。
こういう雰囲気は、満30年を越えて31年目にはいっている筆者の韓国生活のなかでは、はじめてのことだ。
どうなっていくのか予断を許さない状況だけれど、こんなときこそお互い冷静なる対処が必要だとも考える。
さて今回は、徴用工裁判は韓国人が独りよがりに過去を蒸し返して起こされたものじゃなくて、
実は日本の最高裁の判決がその基礎になっているということについて書いてみたい。
強制徴用者(徴用工)問題の原点というか日本人としての基本的な気持ちとしては、
1965年の日韓基本条約ですでに解決済みのはずなのに、
なんで今更過去を蒸し返してこんな裁判を起こしてくれたんだよ、というものだと思う。
ここのところをちょっと詳しく見てみよう。
1965年に日韓基本条約が結ばれた。その中の四つの協定の一つが請求権に関するもので、
韓国政府はこのとき日本から「無償3億ドル(現在のレートで約320億円)、長期低利2億ドル(約220億円)相当の物資」を受け取った。
韓国の輸出総額が年間2億ドルにも満たなかった時代のことだ。
この資金によって浦項製鉄ができ、京釜高速道路などが建設されたわけだ。
これによって完全かつ最終的に請求権問題は解決されたとされている。
なのになんで今また韓国から日本の企業に対して損害賠償の訴訟がなされているのか。
この部分が筆者にとって最大の疑問だった。
ところで偶然、チェ・ボンテ(崔鳳泰)という弁護士のユーチューブを見て驚いた。
この弁護士は徴用工訴訟問題を最初から担当してきている韓国の弁護士である。
このユーチューブは、「朝鮮半島の今を知る」という題のもので
2019年4月15日に日本記者クラブに招かれた崔鳳泰弁護士が日本の記者たちを前に講演をし、
質疑応答に答えるという内容のものだ。
ソウル大を卒業しさらに東京大学で労働法について学んだ弁護士である。
つたない日本語ですが、通訳をいれると時間がかかるので直接日本語でやります、と前置きしての講演だった。
崔鳳泰弁護士が日本の記者たちを前に語った内容の中でいちばんのポイントは
1965年の日韓基本条約では確かに完全かつ最終的に請求権は解決されたと書かれているが、
日本の最高裁の判断は、「請求権は残されているから関係者は自ら救済せよ」という内容があるというもの。
ここ、ちょっと詳しくみると、西松建設に対する日本の最高裁の判決が2007年4月27日に出た。
中味はサンフランシスコ講和条約で処理された戦後処理の意味がなにかということに対する法的判断なのだが、
実態的な請求権は消滅していない。存在している。
しかし裁判で訴える権能は(上記基本条約のため)なくなっているので、裁判上の救済はできない。
だがしかし請求権は残されているから関係者は自ら救済せよ、ということが日本の最高裁の判断というものだ。
日韓条約もサンフランシスコ講和条約の枠組みの中にはいるものだから、当然韓国の被害者にも当てはまることになる。
日韓条約で完全かつ最終的な解決ということを掲げているのだが、法的には請求権が残されているということになる。
加害国(日本)の法廷がこういう判断を下しているのだから、被害国(韓国)の法廷でも勝てると崔鳳泰弁護士は思った。
加害国の法廷がこう言ってるのだ、つまり、被害者が救済されていないから救済すべしと。
加害国の法廷がそういっているのに、被害国の法廷で反対のこと(つまり請求しないこと)はできないし、してはならないのはあまりにも当然。
2009年、大韓弁護士協会の会長を通じて日弁連に要請したところ、
日弁連の会長が快くOKしてくれて、2010年12月に東京で共同宣言が出された。
日韓併合条約の歴史認識に対しては双方、今まで一致してはいない。
日本の立場は合法。韓国の立場は違法。それはそれと認めたうえで、被害者問題は人権問題として十分解決可能だという観点から
従軍慰安婦問題に対して解決策を打ち出したし、
強制動員問題に対しても2007年の日本の最高裁の判断にしたがって同一方式で解決するのがいいという内容の共同宣言だった。
この共同宣言が出たあとは、その内容を韓国の大法院にもっていって
こういう宣言があるから、正確な法律的な判断をしてくれといった。
韓国と日本の司法部の判断はちがう部分もあるが、ほとんどの部分は一致している。
被害者が救済されていない。1965年の協定を結んだときも救済されていない。今もそう。
しかも現在も救済する価値がある。
この2点のこと(被害者が救済されていない、救済する価値があるの二点)から
「請求権が残されている」のだから自ら救済せよということになるわけだ。
この「請求権が残されている」という判断は、韓国・日本両司法部で完全に一致している。
ちがう部分は、
日本では裁判を通じては救済できない。主権が消滅したから。日本の場合は自ら自発的に救済せよということ。
韓国の大法院の判断は、日本の政府・企業が「日本の最高裁」の判断にしたがって被害者を救済していないから強制的に財産を押さえる。
こういう判決をしたということ。この点がちがうのみ。
一般的な認識は、日本での裁判に負けて韓国では勝ったから今両国でこういうことになっているというものだが、実はそうじゃない。
戦争の被害者が救済されていない、救済する価値があるから救済せよ、という部分が本質で、このことは日韓司法部でまったく同じなのだ。
日本と韓国の司法部の判断が同一であることをテコにして、韓国の法廷での裁判が始まり、
2013年に高等審で損害賠償を認める判決が出て、それが確定されたのが去年2018年の10月と11月の両判決であった。
長々と書いてきてしまったけれど、ここでの結論は、
日本の最高裁の判断が「戦争被害者は自ら救済せよ。それは可能だ」といっていること。
これを土台として崔鳳泰弁護士が韓国で活動をしている。
崔鳳泰弁護士が韓国内だけの法律で動いているのではなくて、日本の最高裁の判断を土台として動いていることに注目していただきたい。
徴用工問題は(慰安婦問題もそうだが)、これは政治・外交問題ではなくてあくまでも人権問題だという点。
この人権問題という点を、日本の皆さんにもご理解いただきたい。
筆者は日本人であるので、ずっと長い間、最終的に解決したという条約があるのに
なんで韓国からこんな問題がまた掘り返されて出てきてしまうのか、と思ってきた。
しかし崔鳳泰弁護士の真摯な講演を見て納得がいった。
そうだったのか。韓国の大法院(最高裁に相当)がいってるんじゃなくて
日本の最高裁が言っている内容を土台としてがんばっているのか。
確かに政治問題じゃなくて、これは人権問題ではある。
人権問題というのは、社会システムとか時代とかとはまた別の次元のことだ。
人権が侵害されたらそれは必ず保障されるべきものだと筆者は思う。
今韓国では、日本の半導体輸出規制というカードが出された後、ものすごい反日の嵐が巻き起こっている。
デモの先頭を切る人たちが、この部分(つまり、日本の最高裁の判断に基づいて徴用工裁判が起こされたという点)を
わかってやっているのかはなはだ疑問ではあるけれど、
日本がガキみたいに、韓国にこういう姑息な嫌がらせをしてはならないと思うものだ。
日本の武士道は、こんな干からびた、こうも姑息な精神ではないはずだ。
争い・戦いというのも、日本人の基本的な精神世界とは似合わないものだ。
和を以って尊しとなす、が日本の昔からの心情ではないのか。
安部がばかみたいにトランプ気取りになっているみたいだけど、非常に浅はかであり危険でさえある。
トランプには絶対になれない。あの度量ではムリだ。
そんな馬鹿な真似はせずに、上記の法的根拠の部分(つまり日本の最高裁の判断)あたりをもっと勉強して、
もう少し大和魂で対外政策を動かしてほしいところだ。
長州のテロリスト精神がそのまま今も息づいて残っているのかもしれないけれど。
こういうクズのような人間が日本の長になっている現実に、今更ながら驚き、腹の虫がおさまらないのは筆者だけなんだろうか。
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コパ終え、収穫あり。

 <南米選手権(コパ・アメリカ)>、エクアドルに1-1引き分けで終わり、大会から去った。
日本は18歳の久保建英(くぼたけふさ)を筆頭に若いチーム構成となっていた。
三好や中島など、二十代前半の選手がおおぜい。
対して南米のチームはだいたいが主力だけでの構成。
あの頑強な南米の選手相手に、日本の若者たちが力で負けない動きを演出していた。
来年の東京五輪サッカーが完全に期待できる状況なんで、上にはいけなかったけど、心はうきうきだ。
内容も非常によかった。
対ウルグアイ戦での三好の2発のシュートは圧巻だった。
運ではなく力で押し込んだシュートだった。
対エクアドルでの活躍も期待したけれど、そんなにとんとん拍子にはいかない。
三好らしい動きがあった点は評価できる。
点はなかったけれど、やはりタケフサの動きは、すでにレアルの選手にふさわしいものだったと筆者は思う。
体も大きくなって、体幹がもっとできてくれば、あのボールに対する親和力がさらにものをいってくれて
マラドーナやメッシ、ロナウディーニョにも引けをとらないサッカーマンになっていくはずだ。
三好の話によると、普段でも若いけど言うべきことはすぐに言うタイプだという。
周りに気兼ねして何もいえないようでは大成できない。
なんでもずけずけ言い過ぎても困る。
タケはそのちょうど中間ぐらいにあって、言動のほうもバランスがいいみたいだ。
これには非常に好感をもった。
レアルの2部か3部でやることになるみたいだけど、
うまければすぐ1部にもなれる仕組みになっているようだし、
これからの活躍が楽しみだ。
2016年に韓国で大会があったとき、タケが15歳だったときのサッカーを見ることができた。
うちから車を1時間ぐらいとばせばいける距離だったので、
タケがくると知ったときからその大会に行って、彼を見ることを決めていた。
予定通り、すぐ目の前で見ることができた。
今でもあの感動は生々しい。
こういうファンが世界各地にいる。
いつまでも元気にサッカーをやっていってほしい。がんばれ、タケフサ。がんばれニッポン。

クールコリア003 サンサム

クールコリア第三弾。
                                                 20190504sansam teni motte 



シンマニ(薬草採取のプロ)友とつれだって車で2時間ほどの山に行き、
サンサム(天然の朝鮮人参)を1本ゲットした。15年根と推定される。
サンサムを取るのはかれこれ5年ぶりくらいだろうか。
長いことお目にかかってなかっただけに、今回のサンサムはことのほかうれしかった。
畑に栽培している朝鮮人参はよく六年根といって
六年目に採取するのが一番とされている。
その大きさも六年も経つとかなり太く大きくなる。立派だ。
写真などでよく見られるものだ。
                                                       6년근인삼_1                  
ところで、天然の朝鮮人参つまりサンサム(山蔘)は、
見た目にはあまりにも貧弱なのだ。
「え、これで15年根?」
と驚くほど小さい。吹けば飛ぶほどに軽い。
でも、このサンサム。
山に自生しているその姿には、非常に高貴の面影がある。         20190504 미원산03_1
立っているその姿はとにかく独特そのもの。
つんと澄まして立っている。
孤高の哲学者のような、あるいは全く反対語のようではあるけれど絶世の美女のような面持ちである。
素人(わたし)はなかなか見つけることが難しい。
友のシンマニに
「ほら、そこにあるよ」
と教えてもらってはじめて認識する。
わかってみると、しずしずと立っているその佇まいは、なんとも美しい。
しびれるとはこういうときに使うことばなのかもしれない。
実はいまここに書いたように、見つけたのは友のシンマニだ;;;。
本当は彼のものなんだけれど、
いつも彼と行ってサンサムがあると、彼はわたしに譲ってくれる。
値段にしたら、1万から2万円はくだらないだろう。
金ではないのだ。
友の友情に感謝し、素直にいただく。
家に帰って来て、家族(妻、娘)と3人で三等分して口にした。
ゆっくり、じっくり、長い時間かけてしっかり噛んで飲み込む。
食べると眠気が襲ってくる。
これはサンサムの効果が現れている証し。
眠気にまかせてその日はそのまま寝た。
熟睡、爆睡して、朝、気持ちよく目覚める。
どこに利くということではないのだが、
体内の免疫力強化になるといったら一番わかりやすいだろうか。
ホメオスタシス(homeostasis)を手助けしてくれる働きがあるんだろうと
自分では思っている。
サンサムは、韓国(朝鮮半島)産がいちばん薬効があるといわれている。
日本では見たことも聞いたこともない。たぶん日本にはサンサムはないと思う。
栽培の朝鮮人参はあるものの、天然のサンサムはない。
中国にもないようだ。あったとしても薬効がぜんぜん違っているといわれている。
サンサム。
クールコリアとしての登録は、万人が認めるところであろう。

白頭山爆発兆候



Baektusan20190420.png
 
                         雪に覆われた白頭山

4年前の2015年4月6日にもアップしたことがあるけれど、
今回もまた白頭山爆発に関する内容だ。
白頭山は946年に爆発したとされるが、それは「紀元後、地球上で最も強力な爆発」として記録されている。
韓国も気流の方向如何によっては全域に火山灰が落ちる可能性がある。

浦項工科大学のある教授(環境工学)は、
「白頭山の天池の下のマグマ層はアクティブ状態になっているという点では専門家の間で意見の相違がない」とし、
「946年の爆発の100分の1程度の爆発でも300万人の北朝鮮住民が直接被害を受けるだろう」と語る。
特に咸鏡北道全体と両江道のほとんど、それに咸鏡南道の一部地域が致命的な被害予想区域にはいる。
さらに大きい問題としては、韓国も安全圏ではないという点。
白頭山の天池(チョンジ)には20億トンを超える水が存在する。
高温の鍋に急に水を注げば水滴が四方に飛びちって爆発的に湯気が湧き上がるように、
1000度以上のマグマが天地にいっぱい溜まっている水と出会えば、最悪の結果が起こりうるということだ。
水は瞬間的に気化して水蒸気に変わり、マグマは急冷してバラバラの灰に変わる。
とてつもない爆発現象が生じるというわけだ。
数値モデルの結果、最も大きな被害を蒙る地域は北朝鮮と日本の北部地域となりそうだ。
気流によって韓国も灰で覆わである可能性はいくらでもある。
釜山大などの研究者が、10年のデータをもとにシミュレーションを行った結果、
ソウルの一部と、江原道、慶尚北道の北部地域にも被害が予想されるという。
北風が強く吹くと、火山噴火後9時間ほどで韓国全域に灰が落ちることにもなるだろう。
実際、『朝鮮王朝実録』という本には、1654年に白頭山が爆発したときには、
京畿道の坡州(パジュ)というところで
「黒い大気により目の前にいる牛や馬も見分けがつかないほどであった」という記録がある。
ソウル大のある教授(地球環境科学)は、
火山灰に劣らず二酸化炭素も危険なレベルに達するだろうと強調する。

この教授は
「火山ガスの最も主要な成分は二酸化炭素であり、
1986年8月21日、カメルーンのニオス湖が湖水爆発を起こし大規模な二酸化炭素の雲が発生。
放出された二酸化炭素の量は10万〜30万トンともいわれる。
これがいきなり出たため、周辺300㎢に住む1746人と3500匹の家畜が大量死する出来事があった」と語った。
ちなみにニオス湖は周囲が6キロほどの火山湖。
天池は周囲14キロとケタがちがう。最深約400メートル。海のようなカルデラ湖である。

中国の学者たちの研究によると、2002~2006年、
白頭山は天池の火山ガスの中の二酸化炭素の濃度が99%にまで達し、
マントル由来のヘリウム濃度が高い値を示していたということだ。
最近は両方の指標は多少安定したレベルを保っているが、
周囲の温泉の温度は着実に上がっており、あるところは80度にもなっていることが分かった。
地震の回数もここ最近急増傾向にある。
このように、白頭山の尋常でない現象を示す資料は多いが、
最も重要な観測はほとんど行われないのが実情である。
北朝鮮は機器が不足しており、韓国の研究者は北朝鮮訪問が難しい状況。
中国は1999年に長白山(=白頭山)火山観測を設立し、継続的に火山活動を監視中であるが韓国には資料を公開していない。
北朝鮮の専門家の要求により、
民間レベルでの国際共同研究の動きがあったが、南北関係などの影響を受け、安定した研究は行われていない。
2011年に結成された白頭山地球科学グループ(MPGG)に参加しているジェームズハモンド英国ロンドン大学教授は、
「白頭山は非常に特異な火山」とし、
「火山爆発の危険を下げるためには、白頭山の研究が是が非でも必要だ」と強調する。

右サイトを参考にした。https://blog.naver.com/gisphn/221514098330 (당진개발연구소 Blog)

国に力なければ民は侮辱をうける...强國作るのが真の克日

 タイトルの通りなのだけれど、
こういう発想をする韓国の方もいるのだということを知ってもらいたくブログにアップした。
朝鮮日報の3月23日付けのコラムに載ったものだが、
まさにブログ筆者(わたし)が思っていることとほぼ同じことを言ってくれている。
全文そのまま翻訳して掲載したい。
書いた人は、キム・デギという方で檀國大學校招聘教授。1956年生まれ。

引用ここから。********************************************************************* 朝鮮日報より。
♦国に力なければ民は侮辱をうける...强國作るのが真の克日

日本との関係がますます悪化している。強制徴用判決後、政治家まで反日情緒に踊らされ、
「日本製品に戦犯のレッテルを貼ろう」という時代錯誤的な発想まで出ている。
解放後74年が経ったのに、まだ「親日フレーム」に閉じ込められている韓国の社会に驚くだけだ。
それだけ日本が犯した罪が大きかったからだろうけれど。
ところで、もう少し冷静に考えると私たちの罪も少なくない。 
1894年、朝鮮を旅行したオーストリア人ヘッセ・バルテックの紀行文を見ると、当時、朝鮮は国もなかった。
これといった産業もなく農業と漁で延命する国、道路がないから済物浦(ジェムルポ=インチョンの旧名)から
漢陽(ソウルの旧名)まで山道や船で行く国、懸命に働いても税金で奪われるため、
そんなだったら遊ぶほうがいいと皆が言う国。
国庫は空で、お金を刷って国を運営するから経済は破綻し(当時1ドルが約6000ニャン(両)、
重さでは6kgにも達したわけで、今のベネズエラよりも悪い)、
軍隊にはろくな大砲一つなく、日本と清軍が自分の寝室ででもあるかのように出入りしても抗議する力もない国。
当時、朝鮮は自ら崩れている国であった。
国が力がなければ民は大変な苦労を強いられるのが定めだ。
実際韓国の先祖は、日本だけでなく中国からも名状しがたい被害を受けた。
丙子胡乱(「ビョンジャホラン=へいしこらん」とは、1636年 - 1637年に清が朝鮮に侵入し
朝鮮を制圧した戦争の朝鮮での呼び名)の頃、清川江以北の地域は後金軍の略奪と殺戮で民はずたずたとなり、
数十万人が捕虜として引っぱれて行って瀋陽に人間市場までできたという。
女性の惨状はもっとひどい。イ・グンイクの『燃藜室記述』には、
「江華島に避難してつかまった婦女子らが破滅を避けて自決することで、計り知れないほどの頭巾(女子用の手ぬぐい)が
落ち葉のように海の上に漂っていた」と記録されている。
清の兵士らに性奴隷として連れて行かれた女性たちは、その寒い満州であらゆる雑用をこなしつつ
本妻にも言語を絶する迫害を受けた。
しまいには、ホンタイジ(皇大極、後金の第二代皇帝)が、朝鮮女性を殴打する満州の女は処罰すると警告までしたほどだ。
どれほどひどい仕打ちをしたのか想像もできないほどだ。こうした女性らは後で売女(ばいた)となって故国でも捨てられた。
このような中国も、清朝末期には列強に完膚なきまでに叩かれた。
日本からは慰安婦の動員はもちろん、南京では数十万人もの人が虐殺され、
マルタという反人倫的な人体実験までされた。イギリスはアヘンで中国人を廃人にして香港を奪った。
アメリカ、フランス、ドイツなどは天安門まで侵入して中国を焦土化した。
いつも世界の中心と自負してきた中国だが、西欧列強の力の前には、ひざまずくしかなかった。

♦今年3・1節(サンミルチョル=3・1独立運動)100周年を迎えて、過去の歴史問題が再び浮上している
我々(韓国)の立場としては、日本から真の謝罪を引き出すことは重要だが、
その過程で少なくとも2つの点を考慮する必要がある。第一は実益である。
韓国は世界が大揺れするたびに災難を蒙ったけれど、今の状況も非常に厳しいものだ。
自由貿易の基調が消え経済危機に見舞われるかもしれず、
駐韓米軍が撤収することもありうる。世界が不透明なときは一つの友好国も大切にすべきなのが現実である。
中国も日本に激しくやられたけれど、昨年相互平和友好関係の継続を約束し、
過去に中断された通貨スワップの再開はもちろん、青少年の交流まで推進することにしたという。
中国に反日感情がないはずはないけれど、トランプという強敵を前に
自分たちがより強い国になるまでは我慢するということだ。
これに反して韓国は、政治家までしゃしゃり出て葛藤を増幅させている。
責任ある指導者であるなら政治的利得を離れて出口戦略を考えなければならない。
第二に反省がなされていないということ。今韓国の焦点は日本がいかに悪いことをし、
韓国がいかにそれを克服したのかに合わせられている。
しかし、これだけであまりにも足りない。
19世紀後半、その短い期間に朝鮮はどのように崩れ、日本はどのように強くなっていったかを反省しなければならない。
人のせいにばかりしていると歴史は繰り返される。
李舜臣将軍は「残酷な倭人と同じ空の下で住むことができない」としたが、
再び大きい災難に遭った(二度にわたる日本からの戦争)。
韓国は災難にあうときはいつも共通点があった。まず、世界が揺れ動くときその変化に無能であったこと。
第二に、自分ら同士で一寸の譲歩もなく戦ったこと。
第三に商工業を軽視したこと。今も別段変わっていないようにみえる。
反省して変わらなければまたひどい目に遭うことだろう。
国際社会は道徳ではなく力が支配する。
日本が慰安婦ハルモニおよび強制徴用された方々に謝罪するかしないか分からないけれど、
こんな国を作った我々自身がまず反省して、
大韓民国を力のある国にすることこそが、真の克日(クギル)ではないかと考える。
引用ここまで。*********************************************************************


注)イ・グンイク(李肯翊, 1736~1806)という人は朝鮮時代の実学者で号が「燃藜室」(ヨンリョシル)。
         彼が書いた本なので『燃藜室記述』。
李舜臣(イ・スンシン)将軍。1545~1598年。文禄・慶長の役のときの韓国側の将軍。
     韓国では壬申・丁酉再乱(イムジン・ジョンユジェラン)という。
克日(クギル)は、字の如く「日本に克つ」という意味。
   漢字の通りに発音すると「ククイル」だが普通に発音すると「クギル」となる。

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treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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